タグ:
ここ数日、各地で大雨や土砂崩れの災害が起こっています。
地球温暖化が加速度を増し、どんどん早くなっているようです。
昨年はフランスが40℃以上、今現在アメリカが40℃以上の所があります。
日本も梅雨が明けたら、40℃越えも出てくる可能性があるかも知れません。
そうなると負のスパイラルです。
暑いからクーラーをガンガンかける。クーラーの熱風がより温度を上げる。
北極の氷が解けて、白くまさんが住む場所がどんどんなくなっています。
そして異常気象が異常ではなく、当たり前の気象になってきています。
2019年スエーデンの16歳グレタ・トゥーンベリさんが国連気候行動サミットで演説し、
各国首脳に地球温暖化対策を講じるよう求めました。
あれから2年、どれだけ対策が進んでいるのかわかりません。
その間、世界中のあちこちで異常気象による災害が起こっています。
水害だけではなく、昨年オーストラリアでは長期間の山火事が続きました。
2019年3月~2020年2月のオーストラリアで起こった火災で放出された二酸化炭素は、
2017年のオーストラリアの人為的な全温室効果ガス排出量の1.5倍に達しました。
このような事は、これから地球規模でどんどん起こってくると思います。
こういう災害の後は、募金・義援金・支援金・救援金・見舞い金・寄付金・カンパなど
色々な形で、何とかしたいと思う人々の気持ちがお金として集まってきます。
私もこれらの言葉の違いをよく分かっていませんでした。
しかし、1つ1つ目的が違うので、これからはその違いを考えて使うようにしたいと思います。
支援金は、被災地で活動する団体を「支援するためのお金」で、
被災地での救命・復旧活動に使われます。
義援金は、被災者に直接渡されるお金です。
が、平等に分配する必要があるので、配布されるのに時間が掛かります。
よって、災害が発生してすぐの段階では積極的に「支援金」に対して寄付をし、
復興・復旧の目途が立った中期~後期にかけては「義援金」に力を入れた方が効果的です。
こういう災害ではなく、何かの活動に対して支援したい場合は、
上記の言葉には当てはまらないのです。
そして、その行為、行動に対して賛同して頑張って欲しいと思った時、
相手の役に立ちたいと思う気持ちはgiveではあるけれど、
giveはお金ではなかったようです。
giveは自分の持っているモノやコトであり、当然お金などではなく自分の智恵や体験です。
それを間違えると、自己満足になったり傲慢になったりしてしまいます。
そうなればgiveどころか、相手に迷惑をかけてしまいます。
知恵や体験の手持ちの少ない私は、give(与える)というより、
share(一緒に使いましょう)の共有からの方が合っているかも知れません。
1つ1つの言葉の意味をよく理解して使わないと、折角被災地に役立ててもらおうと思っても、
その時の状況に合っていなければ「すぐには役に立たないお金」となってしまいます。
状況に合わせて「支援金」から「義援金へ」。
自分の智恵や体験に合わせて「share」から「give」へ。
早くgiveの出来る人間になろうと思います。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む