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4月1日付日経新聞「一歩踏み出すあなたに」で、ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正氏からのメッセージが紹介されていました。
「自分が経営者になったつもりで仕事をしてみてはどうだろう」
「単純な労働者になった途端、仕事は時間を消費する作業に変わってしまう」
本日、新元号が「令和」と発表されました。
発表されたからと言って日常は何も変わりませんが、確実に時代が動いているのを感じます。
会社に入り終身雇用で昇進していく時代は終わりました。
また、若い世代は「昇進して行っていつかは社長に!」と思う価値観も変化しつつあります。
私は阪神淡路大震災で神戸が焼け野原になり、企業が大阪や東京に出て行かざるを得ない姿を見て、
何故か解らないけれど「これからは個の時代になる」と感じました。
もう今までのように、終身雇用や会社に入れば安泰という時代は終わった。
これからは縦の関係ではなく、自分で地に足つけて個々人が横のつながりで仕事をしていくようになるのではないかと。
そのイメージが柳井氏の言われている「自分が経営者になったつもりで仕事をする」ということと同じだったのです。
世の中が変わり、起業する人も増えてきました。
また、インターネットが世界を変えてくれました。
1人1人が考えて仕事をして生きていく。素晴らしい方向に向いていると思います。
これからは地球規模の視点が当たり前の世の中になって行くと思います。
ある意味、厳しくしんどいけれど、ある意味、楽しくやりがいのある仕事が、自分次第で出来るようになると思います。
柳井氏もイチロー選手を引き合いに出し、
「好きなことを早く見つけ一生の仕事にすることが一番大事」
「計画と準備を怠らず、一日一日を大切にしてほしい」と結んでいました。
自分が経営者になったつもりで仕事に取り組んだ時、仕事に対する姿勢が変わるかも知れませんね。
じゃ、また!