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最近「すべては気付くためにある」と、よく書かれていますが、
「確かにそうなのかも」と思うようになってきました。
近年は梅雨前線が停滞して、大雨になることが増えています。
一昨日も熱海で土砂崩れがありました。
静岡県の川勝平太知事は臨時記者会見で「盛り土はやり方によっては危険をもたらす。
目的や工法を検証する決意だ」言われていました。
今回、盛り土は一部を残し、ほとんどが崩壊したようで、知事はオンラインでの全国知事会で
「長期間の大雨が直接の要因で、開発行為との因果関係は不明確だが検証の必要がある」と
発言されています。
10年以前にも盛り土は行われていたとみられるので、
これから開発行為との因果関係を検証するなら、
もっと違った問題も浮かび上がってくるかも知れません。
これは熱海だけではなく、全国どこでも同じことが起こる可能性があります。
よって、以前とは違いオンラインでの全国知事会で発言されたなら、
各県もすぐさまチェックをする必要が出てきたと思います。
そういう意味では、気付けて、検証して、改善する方向に向くとは思いますが、
その為に犠牲者が出るのを何とか防げないかと思います。
何でもそうですが、ことが起こってからでないと動かない。
それってまともなやり方なのかどうか疑問です。
本来なら、犠牲者が出ないように何事も計画するのが当たり前だと思います。
犠牲者が出れば「隠蔽」の方に走ります。
今起きてる問題のほとんどが先ずは「隠蔽」から始まっています。
旭川女子中学生いじめ凍死事件も「隠蔽」の塊のような気がします。
近畿財務局の「赤木ファイル」も「隠蔽」です。
我々の受けてきた教育は「隠蔽(見られては都合の悪い物事を隠す事)」は
いけない事だと、教えられてきました。
しかし、今「隠蔽」をしているのは、それぞれトップの地位の人たちばかりです。
これでは若者が夢を持てるはずがありません。
すべては気付くためにあるのかも知れません。
しかし、気付くために犠牲者が出るのは、どこか間違っていると思います。
じゃ、また明日!