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6月30日のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で、
「リードタイム」という言葉が出てきました。
本来の「リードタイム」とは、商品の発注から納品に至るまでの
生産や輸送にかかる時間の事を言います。
広い意味では、各工程の始まりから終わりまでかかる所要期間を意味します。
しかし「おかえりモネ」の中では、気象予報士の「リードタイム」の説明でした。
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未来は平等に、誰にもわかりませんよね。
でも、気象はわかります。
今、私達の頭上で起きている気象現象は数日前、
南の海や北の大陸で起きた現象に必ず起因しますから。
だから、それを分析すれば、未来に何が起きるかがわかります。
つまり気象においては、危険を予測し、回避する時間が得られる。
これが我々のリードタイムです。
私達が全力を尽くして提供するのは、大切なものを守る時間です。
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私達も未来はわかりません。
しかし、自分の未来はどう在りたいかは、自分で決められます。
しかも、現在の自分は過去の自分の在り方に起因しています。
よって、これからの危険を予測し、回避する事もできます。
これが自分のリードタイムです。
私達が全力を尽くして提供できるのは、自分自身と自分の大切な人を守る時間です。
と、言うように解釈しました。
気象という自然界の流れも、自然界に生きている人間も、
在り方として共通しているものを感じました。
そして、自然界の事をじっくり観察してみると、そこから学ぶべきことは沢山あり、
それをなおざりにしていると、折角のメッセージを聞き逃しているような気がしてきました。
原始時代は自然と共に生活をし、自然と共に生きてきたと思います。
今現在、あまりにも自然界と離れたところで人間は生活をしてしまっているようです。
自然の恩恵を忘れ、人間が一番偉いと錯覚をしています。
そして、地球の恩恵を受けているからこそ生き物すべてと共存しなければならないのに、
人類の中だけでも、足の引っ張りあいです。
折角「風の時代」に入ったのだから、
もっと自然や自分と対話する時間を増やしたいなと思った次第です。
じゃ、また明日


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jibunoikiru@gmail.com

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