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3月31日(日)NHKスペシャルで「イチロー最後の闘い」という独占取材を放映していました。

野球に疎い私ですが、イチロー(敬称略)の生き方、言葉は尊敬に値するものがあります。
番組の中でよく使っていた言葉が「孤独」と「懸命に生きる」
自分はものすごく孤独で、21歳の時は独りでも出来ると思っていたし、人の力を借りなくても出来なければならないと思っていた。
しかし、今は1人では無理。人に迷惑を掛けなければ出来ない。
だから、迷惑を掛けていく。でも、僕が出来ることでお返しをしていく。
イチロー本人は「自分は孤独だ」と言っている。
そして「最後は笑って死にたいが、現実はそうはいかなくて寂しく終わっていく」とも言っていた。
しかし、毎日コツコツトレーニングをしている姿を皆は認めているから、最後の試合でイチローコールが20分も巻き起こったのだ。
その状況をイチロー自身「どうしてお客さんがあんなことをしてくれたんだろう?と、今も考えている」
そして「結果的には日本のファンの人が、僕が笑って死ねる状態を作ってくれた。そして自分も笑って死ねた」と。
「自分なりに頑張ることを、人は見てくれていたんだと思っている」今はそう語れるイチロー。
そう、イチローは決して孤独ではありません。声に出さなくても、応援している人は数えきれないほどいるのです。これからも数多くの人々の応援を受けて、自分が納得いくまでトレーニングを続けていると思います。
もう1つの言葉「懸命に生きたい」
40歳で衰えを感じ、自分を維持する為に「準備・厳しいトレーニング・自分を律する力」が必要になってくるようで、それもコツコツとやってのけるのがイチロー。
愛犬「一弓(いっきゅう)」が18年、人間でいうと90歳を過ぎているのに、毎日毎日を懸命に生きている。
その姿を見ていて「自分も懸命に生きるしかない」と。以前のインタビューでも一弓に教えられていると語っていた。
「懸命に何かをやることを見つけ、それを重ねていく。それが日々懸命に生きていくこと」
最後の最後までイチロー語録は続くのです。
じゃ、また!


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