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どんなにやる気のない人でも、ベイビーステップからやり始めると踏み出せる。
と、いう事はよく聞きます。
ベイビーステップとは、目標達成のための無理のない「一歩」。
赤ちゃんのよちよち歩きの1歩のような、ほんの少しの前進の事です。
それを繰り返すことで、ちゃんとした1歩が踏み出せるようになるのです。
世の中には思い立ったらすぐに行動に移せる人がいます。
反面、頭では思うけれどなかなか行動に移せない人もいます。
自己肯定感が低い人、自信のない人は特にそうです。
私がそれに当てはまります。
だからベイビーステップが必要だと思います。
特に新しくて大きな案件を差し出されると、あとずさりをしてしまいます。
ハードルがとても高いように感じてしまうからです。
しかし、行動できるレベルまでハードルを低く下げて、
「とりあえずやってみる」事が、大切なのです。
「とりあえずやってみる」と思った瞬間、もう片足を上げたようなものです。
「目標を達成する」というよりは「自分の怖さを和らげる」ために
ベイビーステップをやるのです。
「できない」「怖い」をずっと抱えていたら、心配が膨らみ心が不安で満杯になります。
どんな些細な事でも「やった!」という行動が伴えば、精神の安定に繋がります。
家の片付けでも、仕事の書類整理でも、山と積まれた状態を見ると、
それだけで「出来ない」と、思ってしまいます。
しかし、いきなりその山を片付ける必要はないのです。
例えば、富士山のゴミを1人で片づけるとなれば、気が遠くなります。
けれども「1年かけて片付ける」と自分で計画を立てれば、
365分の1ずつ片付ければいいのです。
自分の出来そうなレベルで、とにかくやってみる。
今日出来たら、明日もやってみる。明日出来たら明後日もやってみる。
そうやって「出来ない恐怖」を「出来る自信」に変えて行くのです。
「出来ない」から「出来る」にバージョンアップするのです。
1位を取るのが目的ではなく、自分自身が出来るようになるのが目的です。
少し出来るようになって自信が付けば、もっと出来るようになって、
もっと自信が付くかもしれません。
自信が付けば、もっとやりたくなって自分から積極的にやるかも知れません。
そうこうするうちに、結果として知らず知らず1位に向かっているのです。
1歩踏み出せば気持ちも変わり、不安が不安でなくなり、やる気が生まれます。
よちよち歩きからやる気が生まれたら、もっと歩き回りたくなります。
赤ちゃんの発達過程と同じです。
そしていつの間にか「走り回るな!」と、反対に怒られるようになるかも知れません。
ベイビーステップ=無理のない第一歩 
自分のレベルは自分でしか決められません。
よって、やれるレベルまで下げればいいのです。
行動するのは自分自身なのだから。
自分のレベルでしか行動出来ないのです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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