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連日、コロナワクチンを何人受けました。というニュースが流れています。
それぞれの人が待っていたワクチンなので、一刻も早く打ちたい人は望んでいると思います。
少し前までは、ワクチンは危険ではないのか?
本当に効き目があるのか?
どこの国のワクチンが良いのか?
保管が大変だ。
などと、TVのニュース番組でも疑問視する傾向が強かったです。
ワクチンを「打つ・打たない」も半々でした。
しかし、オリンピックが近づき、世界各国でかなりの接種率になると、
急にワクチンを打つのが当然のように報道され始めました。
マスコミとはしかるべきものかと思いますが、いつも疑問に思ってしまいます。
以前にも書いた覚えがありますが、厚生労働省のホームページにも、
「新型コロナワクチンの接種は、国民の皆様に受けて頂くようお勧めしていますが、
接種を受けることは矯正ではありません。しっかり情報提供を行った上で、
接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます」
と書いてあります。
さて、接種が始まった今、私の身の回りでも1回目を受けた人が出始めています。
2回目の予約も取ったとか。
そんな中、以前はあまり打ちたくないと言っておられた方も、
「子供に言われたから」とか「孫に会いたいから」とか、
それぞれの理由で受けられています。
こうなってくると、雰囲気は「接種を受けるのが当然」となり、
会話は「何日に受けるの?」となって来ました。
そして、受けたくない人が肩身の狭い想いをし始めています。
そういう人は、健康でかかりつけのお医者さんもない人が多いです。
テレビのワクチンに対する扱い方、コメントの変化と並行して、
一般市民の「接種する・しない」も変化して行ってます。
しかし、それだけにはとどまらず、職場での集団接種や学校での集団接種に、
問題が出始めています。
確かにコロナウィルスは早く終結して欲しいのは誰しも望んでいます。
しかし、その想いが強すぎると、社員や学生に義務付けられてきます。
そしてワクチン接種を受けたくないと言った人だけが在宅勤務にさせられたり、
出社拒否をされたりと、差別・いじめ・不利益へと、流れて行く可能性もあります。
「実は受けたくないけれど、受けざるを得ない雰囲気で受けると言ってしまった」とか。
もしも、接種して何かあった場合、誰が責任を取るのでしょう。
ワクチン接種は強制ではありません。
自己責任において選択をするのが当然だと思います。
周りの雰囲気や、無言の圧力で選択するものではないと思います。
自己責任において自らが選択すべきものだと思いますし、
「接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます」
と、厚生労働省のホームページにも書かれています。
じゃ、また明日!