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人は「考えるな! 感じろ!」と言います。
しかし、ほとんどの人は先に考えてしまいます。
考えることは必要ですが、頭だけで考えてしまうと、頭の中だけで解決してしまい、
大切なことが見えない時があります。
では「感じ取る力」とは、どういうことでしょう。
「感じ取る力」とは、何かをやっている時、今、自分のやっていることの意味や意義を
「能動的」に理解する力のこと。
何にでも関心を持つことが大切だという事です。
なぜなら、感心が無ければ、それを知ろうともしないし、始めようともしません。
始める気持ちすら起きない状態になります。
その為には、いつも感じるセンサーの感度を良くしておくことです。
良い・悪い。の感じ方は、センサーのようなものであり、
そのセンサーが目の前の事を感じてくれるのです。
そして、感じるから、何らかの感情が湧き、自分の中で整理がついて前に進めるのです。
そこで重要なのは、良い・悪いが出た後に、その次をどうするか。
ここで初めて「考える」という事が必要になってくるのです。
ただ感じて文句を言うだけではなく、だからどうするのか。
その先の可能性を感じ取っていくのが大切になると思います。
私などもそうですが、感じるから文句を言いたくなるのです。
感じなければ、文句さえ出てきません。
しかし、文句を言いっぱなしでは何も解決にはならないのです。
感じたことのその先にある可能性を感じ取っていく必要があるのです。
可能性を感じ取るという事は、ではどうしていくかに結びつき、
行動へと結びつくのです。
今までは「感じる」という事は意識していましたが「感じ取る」という事が、
その先の可能性までに及ぶとは認識していませんでした。
よって、「感じる」だけではなく「感じ取る」ことにより、
その先へと繋がって行くのだと思いました。
「感じて」終わるのか、「感じ取って」その先に結びついていくのか。
この違いを意識するだけでも、大きいと思います。
じゃ、また明日!