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自分の思考の混沌は「事実」と「解釈」を混同していたという事に、最近気付きました。
ほとんどが思い込みで生きている私ですが、
その中で「解釈」も事実だと思い込んでいました。
しかし、よくよく考えればそれは「事実」ではなく、
私が勝手に「そう思って解釈していた」だけの事です。
先ず、物事を正しく知るには「事実」と「解釈」を分ける必要があります。
「事実」だけを並べれば誤解は生みませんが、そこに「解釈」を入れ、
その「解釈」をさも「事実」のように語っていくので、おかしくなるのです。
最近やっとそのことがわかってきた中で、自分の中で疑問が湧いてきました。
今の私は昔の私と価値観が変わりつつあります。
物事の捉え方も変わりつつあります。
よって「解釈」も変わりつつあるのではないかと思います。
という事は、同じ事実でもその時の自分の価値観によって、
解釈も変わって来るのではないか?という疑問です。
仕事に対しても、以前は「生活のため、食べて行くため」という解釈でしたが、
今であれば「お客様のため」という解釈をすると思うのです。
「生活のため」なら、例えば営業職であれば、より多くのお客様と契約をして、
成績を上げてより多くのお給料を貰う。と、解釈していました。
しかし、「お客様のため」なら、お客様の望むものを提供する。
提供するためには、時間がかかったり、もしかしたら契約されない場合もあります。
成績に繋がらない可能性もあるかも知れません。
それでも、お客様のためなら致し方ない。
以前なら、そんな効率の悪いことはしない方が良い。と、思っていました。
しかし今は、今回は契約してもらえなくても、次回契約してもらえる可能性がある。
可能性のある顧客として大切にしていきたい。と、思えます。
「解釈」の違いによって、仕事内容も変わってくるのです。
これらを考えていると、価値観が変われば、その解釈も変わって行く可能性が
あるのではないかと、思ったのです。
何だか「価値観」「解釈」と、それぞれの考え方が作用しあっているようだし、
時代によって価値観も変わるので、思考は変わって行くものだと思います。
変わらないものは其々の本質の部分であって、本質以外の部分は変わるものであるし、
時代によって変えて行くべきものであるのかも知れません。
自分の中で理解できていないという事がわかった、自分自身への疑問でした。
じゃ、また明日!