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子育てや自分育ては、時として難しい場合があります。
何が難しいかと言えば、捉え方の違い、比較の違いです。
私など特にそうですが、いつも無難な道を行こうとします。
子育てにおいては、特に「他の子どもと比べてうちの子は」
という目で見てしまいます。
よって、そこの基準は平均値になってしまいます。
平均値を上回る部分が備わっていたとしても、平均値より下回る部分を見てしまいます。
そして、下回る部分を修正しようとします。
その結果、修正にばかり気を取られて上回っている長所の部分は置き去りです。
折角良い部分を持っていても、そこを伸ばすことにエネルギーは使われません。
自分育ての場合も短所はわかりやすいし修正しようとしますが、
いざ長所を聴かれたら、すぐには数えられません。
自分の中にも長所はあるなずなのに、自分でその長所に気付けないのです。
もしも、早くから自分の長所に気付いていれば、
そこを伸ばして自分の得意分野をもっと拡げる可能性もあったかもしれません。
よって、子育ても自分育ても、人との比較による相対評価に囚われると、
自分の良い所を気付けない、伸ばせない可能性が出てきます。
その子が社会人になった時、親は平均的な人間になって欲しくて、
その子を相対評価の中で育てていくのかと言えば、そうではないと思います。
私なら、その子がその子なりに自分で生きて行けるようになって欲しいと思います。
そうなれば、確かに小さい時は他の子どもとの比較をしてしまいがちにはなりますが、
その子としての絶対評価で見る必要があると思います。
平均値の中にその子を押し込めるのではなく、
はみ出ている部分があっても、飛びぬけている部分があっても、
全体としてそれがその子自身なのであるから、それを認めて育てていく。
短所の部分は修正していくこともありますが、それ以上に長所を伸ばしていく。
その方が社会人となった時も、自分に自信を持って生きて行けるのではないかと思います。
自分育てを振り返っても、短所に気を取られたり、自分以外の人に気を取られたりと、
外にばかり目が向いていました。
その分、自分の内には全くと言って良いほど、目が向いていませんでした。
自分にも良い所があるはず!
それを信じて、自分育てを続けていこうと思います。
じゃ、また明日!