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私たちは「幸せ探し」とか「自分探し」の旅にでる。と言います。
しかし、いくら探しても、いくら旅にでてもなかなか幸せな自分は見つかりません。
日本人は外国の人に比べて、幸せを見つけるのも感じるのも下手なようです。
外国の人は喜びをからだ中で表現するし、幸せに酔いしれる事もしばしばです。
そして、幸せに敏感です。
自分の手の中にある幸せを感知し、身近にある幸せに気付きます。
日本人は、幸せはもっと遠くにあるものと思い、いつも探しています。
しかし、探しているうちは見つからないようです。
なぜなら、幸せは探すものではなく、気付くものだからです。
そして、幸せ上手な人は、気付くのも上手です。
どんな些細な事でも、幸せになれるのです。
物事の良い面を見て、プラス思考で幸せになります。
日本人は、その時が来れば対処すればよいことを、わざわざ先回りして心配します。
先廻りする間は、幸せな気分を味わう事は出来ません。
幸運を台無しにしてしまいます。
五感を意識し感性度を上げると、
鳥のさえずりや雨音さえも、愛おしくなってきます。
花の香を嗅いでみたり、雲の流れや星空を眺める。
そのゆとりの心が、幸せへと繋がって行きます。
心にゆとりができると、自然の中で生かされている自分に気が付きます。
自分の信じる人と付き合い、心のままに生きて行く。
そうなってくると些細なことはどうでもよく、やるだけやれば、
あとはなんとかなるさ。で、
自然の時間の流れになって行きます。
今までは自分の流れ、自分の時間軸で決めつけて動いていたものが、
その時々のありのままの流れに身を任し、自由自在に自分が変化していく。
要らなくなったものは捨て去り、新しいものを身に付けて行く。
セミや蛇の脱皮は知っていましたが、
自分も脱皮できるという事を、忘れていました。
固定された自分ではなく、変化し続ける自分。
だからこそ、遠くではなく自分のすぐそばに幸せはあったのだと、気付くのです。
自分というものを固定しておく必要もなく、どんどん脱皮して、
あたらしい自分の連続が
自分の人生そのもののような気がしてきました。
じゃ、また明日!