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自分の心を突き動かすもの。それは「利他の心」だと言われています。
利他の心とは、自分を犠牲にしても他人の利益を図ること。(スーパー大辞林)
「人の為に何かしたい!」と思う気持ちが、その人を突き動かす原動力になっています。
京セラ創業者である稲森和夫氏は、経営者という者は企業のリーダーとして
「人間としてまず何が正しいのか」ということを判断基準にしなければならない」
と、言われています。
これは「人間としていかにあるべきか」という事になります。
私たちの心には元々「自分だけよければいい」と考える利己の心と、
「他人によかれかし」と考える利他の心があります。
利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰も人はついて来ません。
自分中心が故に、視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
利他の心で判断すると、周りのみんなが協力してくれ、視野も広くなるので、
正しい判断ができるのです。
一見、自分には不利と思えるような状況であったとしても、
「利他の心」を持って正しい判断ができるのです。
全力で仕事に打ち込めば、課題を発見できるチャンスに出会うかも知れません。
なぜなら、もっとうまくやる方法はないものかと、創意工夫をするからです。
仕事においては3つのタイプがあると稲盛氏は言われています。
焚きつけても燃えない「不燃性の人」
焚きつけると燃える「可燃性の人」
そして、自ら燃える「自然性の人」
上に立つ人が仕事の意義や目的、使命感と言ったものを説き、
「一緒に同じ道を歩もう!」と、語ることで
「僕たちも一緒に頑張ろう!」と、意欲が湧いてくるのです。
稲盛氏は、仕事というものは「自分自身の心を立派にしていくもの」と考え、
上司は部下が仕事に対する誇りや、働き甲斐、生きがいを持てるように、
燃やして行って欲しい。と言われています。
なかなか自分が見えない私ですが、
自分の中の「利他の心」を見つけ、それを原動力として、
自分を突き動かしてみたいと思います。
自分の中にどのような可能性を秘めているのか。
自分の原動力を見つけていきたいです。
じゃ、また明日!