タグ:
今日、ある方のメルマガを読んでいたら、小さい頃を思い出しました。
小学校低学年の頃、私の母の姉である伯母が、時々家に来ていたので、
私を非常に可愛がってくれました。
よって事あるごとにチョコレートを送って来てくれました。
一度、砂糖の塊のようなクリーム状のものをチョコレートでコーティングした
お菓子を送って来てくれました。
私は「どうだった?」と聞かれたので即座に「おいしかったよ!」と答えたのです。
それからというものは、送ってくれる時もお土産に持ってきてくれる時も、
そのチョコレートばかりでした。
本当は甘すぎて1~2個食べると、あとは食べることは出来ませんでした。
度重なるそのチョコレートに、私は本心を母親に伝えました。
母親から伯母に伝わり、その次からは違うお菓子を送ってくれるようになりました。
あの時、最初から「少し甘すぎて、全部食べれない」と正直に言っておけば良かった。
と、私の心の中でずっと尾を引いていました。
その時は、かわいがってくれている伯母に対して「違うお菓子が良い」と、
言えなかったのです。
しかし、ずっとそれが好きだと思って送り続けている伯母が、
本当は好きではなかったと知った時の方が、
もっと伯母を失望させていたかも知れません。
それ以来、私は誰に対しても正直な気持ちを伝えるようになりました。
結局はその方がお互いにとって良い状態を保てるからです。
今日のメルマガにも書かれていました。
「何かしらの判断をする時に、ささいな事で正直どっちでもいいようなケースでも、
人生のを決める大きな決断を迫られるケースでも、
『5年後10年後に後悔しないには?』という、
選択基準を持つと、意外と人生は上手くいく気がすると思った」
確かに、私はあれ以来、正直な気持ちを伝えるようにしました。
正直に伝えることで仲が悪くなるなら、それはそれだけの人間関係だったと。
もしも、相手の気持ちを考えたり、自分の気持ちを誤魔化して本音を伝えなければ、
ずーっと本音が言えなくなるからです。
結局はその方が気まずさや罪悪感を引きずってしまうと思うのです。
本音を言っても続けられる人間関係なら、それに越したことはありません。
どうせなら、そういう人とずっと一緒にいたいと思います。
じゃ、また明日!