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人は誰でも自分が考えている通りの人間になります。
「事実」に対して自分がどのような「解釈」をするかによって、
自分の人生を選択しています。
有名な話に「アフリカで靴を売るビジネス」というのがあります。
靴を売る会社が海外進出を考え、社員にアフリカ市場を視察に行かせました。
A社のセールスマンは「全員が裸足で歩いているため、靴など売れるはずがありません」
『この市場はダメです』と報告します。
B社のセールスマンは「全員が裸足なので、皆が靴を履けば、ものすごい売り上げになります。
ケガを防止したり、足の疲れを軽減したりする靴の効果を、早速啓蒙して行こうと思います」
『この市場は無限大です』と報告します。
「全員が裸足で歩いている」という事実は、同じ認識をしています。
しかし、その後の解釈が全く違うのです。
「市場価値が無い」と否定的に判断するのか、
「無限大の市場価値がある」と肯定的に判断するのか。
それぞれの解釈の違いが、
ビジネスを「成功する」か「しない」かの違いになってくるのです。
自分自身に対する解釈もこれと同じです。
自分自身にどのような思い込みをしているのか。
自分自身にどのようなセルフイメージを持っているのか。
その想いが自分自身を作っているのです。
過去の事や年齢、収入といった「事実」と、
自分はこうしたいと思う「解釈」と。
『人は自分が深い意識から思い描いた通りの人間になる』と言われています。
自分は良くなれない、変われないと思っている人は、
自分は変われないと「決めている」ので、変われません。
自分は良くなる、変われると思っている人は、
色々吸収して変われると「決めている」ので、よくなります。
人は自分が解釈した事が事実となっていきます。
自分自身の解釈が、現実となっていくのです。
今、自分自身に対して自分が思い込んでいることは「事実」なのか「解釈」なのか。
そこの見極めが非常に大切です。
現実は自分が数年前に決めたことが、今現在としてあります。
今もう一度、自分に問い直してみる必要があると思います。
自分は「変われると思う」のか「変われないと思う」のか。
はたまた、自分は「変わりたいと思う」のか「現状維持でよいと思う」のか。
結局は、自分の人生は自分の「解釈」によって、
「事実」から大きく逸れている場合があります。
よって、自分の思い込み、自分の解釈を問い直す必要があると思います。
じゃ、また明日!