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人は落ち込んだり迷ったりした時、人に救われます。
しかし、いくら慰めて貰っても、心は晴れません。
その時は、寂しさ、悲しみ、苦しみを和らげて貰っても、心底晴れることはありません。
なぜなら、問題はその人の寂しさ、悲しみ、苦しみではないからです。
それを解決するのは、やはり自分しかいません。
その状態の自分から抜け出るためには、慰めよりも勇気を与えて貰った方が前を向けます。
勇気を奮い立たせて貰ったり、一歩前を照らして貰ったり。
それを感じる時、自分から「やってみよう!」「もう一度挑戦してみよう!」
「頑張ろう!」という、気持ちになれるのです。
自分を肯定して貰って、そこから抜け出すにはどうすればいいか。
そちらに目を向けさせてくれるのが、勇気を与えてくれる言葉なのです。
それは、その場所にいる自分の方向を少し変えてくれる言葉です。
その時の自分の弱さを再認識させてくれる言葉です。
その時の自分を後押ししてくれる言葉です。
逃げそうになった自分を引き留めてくれる言葉です。
その言葉によって、また歩き始めることが出来るのです。
相手の事を真剣に思って発する言葉と、その場を和らげる言葉。
同じ言葉でも、その後のその人の歩む道が違ってくるのです。
私は慰めの言葉になっていないだろうか。
自己満足の言葉になっていないだろうか。
その人を迷わす言葉になっていないだろうか。
言葉と言葉以前の意識を確認する必要があるようです。
私なら、慰めよりも勇気づけの言葉が嬉しいです。
だって、相手が一歩進めると私を信じてくれている言葉だから。
私はそんな風に思います。
じゃ、また明日!