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人間関係と言えば、人間と人間、つまり自分と相手の関係と思ってしまいます。
確かにそうだと思います。
しかし、ほとんどの場合「人間関係は難しい」とか「人間関係は疲れる」とか、
芳しくない回答が返ってきます。
なぜ、そう思ってしまうのでしょうか?
別に嫌なら、無理に関係を結ぶ必要はないし、無理に一緒の居る必要もないと思います。
職場の同僚の場合は逃げることが出来ませんので、一緒に仕事をするしかないですが、
それは仕事仲間としての関係だと思います。
仲の良い人は、プライベートでも交流があるかも知れませんが、
そうでなければ、職場仲間とは休日まで一緒にいることは少ないと思います。
では、人間関係とはどういった関係なのかと言えば、
「特に個人と個人との心理面・感情面での関係」と辞書には書いてあります。
無理に関係を続けている場合は「心理面・感情面」で、
難しかったり、疲れたりするのだと思います。
「疲れる」と思うのは自分です。
ではどうして疲れると思うのかと言えば、
相手が自分の思う通りにならないから疲れるのです。
自分が相手をコントロールしようとするから、思い通りにならず疲れるのです。
自分の中で自分の理想と、現実のギャップで疲れるのではないかと思います。
では、他人に目が向く前に自分との人間関係、
つまり自分と自分との人間関係を結ぶとしたら、
自分にとってどういう状態が自分が描く人間関係なのでしょうか。
それは人によって、何に重きを置くかが違うと思います。
しかし、自分自身の中では最低限、頭と心が一致しておかないと、
他人との人間関係を結ぶ時も、自分の気持ちや感情を相手にぶつけることが出来ません。
よって、相手と人間関係を結ぶ前に、
自分と自分の人間関係をしっかり結んでおく必要があるのではないかと思います。
そして、そのしっかり結んだ自分の人間関係の理想でもって、相手と関係を結んで行けば、
疲れたりすることのない、人間関係が結べるのではないでしょうか。
じゃ、また明日!