タグ:
加藤秀視さんのyou tube「加藤VS腐った教育現場」を見ました。
10年前の教育現場ですが、今の時代の教育現場はどうでしょうか?
2019年にも神戸の小学校で教員による教員イジメで大きな問題となりました。
女帝と取り巻き3人の30代~40代の先輩教員が20代の教員に対し、
イジメを繰り返した事件です。
先輩教員が羽交い絞めにして激辛カレーを無理やり食べさせ、大笑いしている教員たちの動画は、
何度もTVで放映されました。
比較的家から近い距離の小学校だけに、
当時の校長、その以前の校長、教育委員会には憤りを覚えました。
学校組織も教育委員会も、機能停止の状態に見えました。
ここまで人間としてのレベルの低さに、改めて現在の教育現場を知ったものです。
すべてが全て、同じような小学校ではないと思いますが、
根底では、機能していない教育委員会の流れがあるように思います。
小学校に限らず、中学校・高校でも、
真面目に一生懸命やっている先生方が一番苦しんでいます。
2019年、上記教員イジメのあった年のコロナ以前の文部省による調査では、
公立校教員の精神疾患は、5478人に上り過去最高となっています。
子供たちに教えたいと思って就いた教員職で、
精神疾患になるまで追いつめられるのです。
そういう教育現場で未来を担う子供たちに、
何が教えられているのだろうかと、疑問に思います。
教える教員が教育に対する夢を語れない。
教員自体が声を上げられない。声を上げても圧力で押しつぶされてしまう。
事件のあった小学校の当時の校長も、
「俺を怒らせたらどうなるか」
「あいつはもう公開処刑や」
「逆らう奴はやめさせる」
等といった発言をされています。
これはまともな教育現場での人間が語る言葉ではありません。
10年前のビデオの現場の方がまだましに見えてきます。
教育とは人を育てる所だと思います。
知識を教えるのは今ではSNSがあります。
文部省も各学校にパソコンを導入して生徒1人1台を配布しています。
よって、これからの教育現場は知識を教えるのはAIが取って代わる時代です。
教師の役割は何なのか。
文部省も教育委員会も、教育の本質は何なのか、
真剣に考える時期が来ていると思います。
上が変わらなければ、下も変わらないのです。
もしも変わらなければ、
これからの世の中は、民間の人格形成に力を入れた学校にとって代わると思います。
なぜなら、親も馬鹿ではないので自分の子供の教育をどこに託すか、
選択していくと思います。
先ずは、教育委員会が変わって欲しいと思います。
そして、一人1人を伸ばす海外の教育制度を真剣に参考にして欲しいと思います。
じゃ、また明日!