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表裏一体という言葉があります。
相反するかに見える2つのものが、根本では密接に繋がっていること。
また、その関係。(スーパー大辞林)
裏と表、陰と陽、朝と夜、白と黒、長所と短所、愛と憎しみ。
いずれも片方を突き詰めれば、もう片方に行き着きます。
日常の生活に於いても、自分ではこうしようと決めたはずなのに、
なかなか守られない、守らないことがあります。
決めたはずなのに・・・・。
自分の人生を考えた時「本当に送りたい自分の人生はどういうものか」を決めることは、
非常に大切な事だと思います。
いつもその生き方、在り方を頭の片隅に置いておき、
事あるごとに、それらを照らし合わせると、ブレない人生が送れると思います。
しかし、こんな人生を送りたいと決めたはずなのに、すぐにブレてしまう。
それは決めたつもりだけであって、本当は決められていなかったのです。
「決める」という事は「常に問い続ける」ということだと思います。
何かの判断をする時、この選択は「自分が送りたいと思った人生と一致しているかどうか」
それを問い続けることが重要になって来ます。
それにそぐわない選択をすると、ブレる元になります。
自分の生き方が明確に決まっていれば、
自分の考え、言葉、行動が一致します。
なぜなら、それぞれの思考、言葉、行動の前に、自分の決めたことが問われるからです。
日常の瞬間、瞬間に「自分の決めたこと」を照らし合わせて言動がなされるからです。
決めたことの根本が変わっていなければ、その時の自分の考えで、
現れ方が表になったり裏になったりする場合もあると思います。
それは矛盾しているように見えても、自分の意思がそこに伴っていれば、
根っこの所は同じなので変わってはいないと思います。
ただ、時代に合わせて進化することもあり得るという事だと思います。
「裏をみせ 表をみせて 散るもみじ」 良寛
じゃ、また明日!