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諦めの早い私は、何でもすぐに限界だと思って止めてしまいます。
「閾値」(いきち)という言葉があります。
あと少しでも変わると、何かが変わるギリギリの値のこと。
自分で限界だと思うのは、自分で思考閾値を決めているのです。
何かが出来なかった時、よく口にするのが、
「最近忙しくて・・・」「時間が無くて・・・」「やる機会が無くて・・・」
口にはしていますが、その時の忙しさの量は誰が決めているのかという事です。
自分では目いっぱいやっているつもりが、他の人は余裕をもって別のこともやっていたり。
その人との違いはというと、自分は今まで通りのやり方で、今まで通りのスピードでやっています。
他の人は、自分に負荷をかけて効率よくこなす工夫をし、より良い方法を考えて行きます。
その時、その人は自分の閾値を上げてどんどん仕事がこなせるようになって行っているのです。
また「これ以上できない」「ムリ ムリ ムリ」もよく口にします。
やってもいないうちから、限界を決めつけています。
普段からの自分のキャパシティーに囚われて、すぐに「出来ない」という結論を出します。
その限界は他ならぬ、決めているのは自分しかいません。
自分の苦手意識から、自分の閾値を決めてしまい、
もう少しやれるチャンスを自分で潰しているのです。
どこかに自分の年齢に逃げてしまい、これ位でよいだろうと自分を甘やかしてしまうのです。
年齢が上がれば上がるほど、歳は関係ありません。
人其々です。
最近話題になっている「日本最高齢フィットネスインストラクター」の
タキミカさんは90歳になられたと思います。
87歳でインストラクターとしてデビューされました。
タキミカさんや99歳の瀬戸内寂聴さんを見ていると、年齢を口実には出来ないと思います。
結局は限界は自分で決めているのです。
あと一歩踏み出せばまた可能性が拡がるかも知れないのに、
程ほどの所で自分と手を打ってしまうのです。
なぜなら、しんどいことは嫌だから。
しかし、素敵だなと思う方は、90歳や100歳近くになっても生き生きしておられます。
自分が生き生きした人生を送りたいなら、自分で自分の閾値を上げるしかありません。
それを決めるのは誰でしょう?
自分しかいませんよね!
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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