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物事は多面的思考で見る方が、より立体的に見えます。
私など、平面でしか見ないので、いつもポイントがずれてしまいます。
なぜなら物事を見る時に、自分の固定観念で見てしまうからです。
例えばリンゴといえば赤いリンゴをイメージし、ピーマンといえば緑をイメージします。
しかし、最近では赤ピーマンも出回っているし、パプリカなど赤・黄・オレンジがあります。
自分が最初に何をイメージするかによって、同じものの話をしても違う話のようになってしまいます。
固定観念は育った環境や人の経験から形成されます。
よって、時にはそれが足かせとなり、自由な発想の制限をしている事にもなり兼ねません。
そういう時は「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」を重ねて考える練習をした方が良いでしょう。
最近ではSNSが発達して、色々な呼びかけが出来ます。
昔はリサーチとかいって、お金を払ってデーターを集めたりしていました。
しかし、最近は人を集めたり、その意見を聞いたりしてデータとして集めることもできます。
テレビの「dボタン」がまさしくそれです。
内容は何であったとしても、4つ答えを用意して視聴者にボタンで答えてもらうのです。
以前なら時間もお金もかかっていたことが、瞬時にお金もかからずデータが取れます。
仕掛けた側は予測を立ててはいるけれど、瞬時の集計を見て、自分達の答え合わせが出来ます。
そして、その答えを考慮に入れながら、作戦を練って行くのです。
自分の予測、アンケートの結果、同じ答えの時もあれば、違う答えの時もあります。
それでこそ、多面的に見れるのです。
自分達はこう思っているのに、アンケートでは違った答えが多い。
それは「なぜ?」だろう。を繰り返せば、そのもののより本質に近付けると思います。
多面的思考は経験の積み重ねです。
物事を多面的に捉えることにより、問題解決の糸口が見えてくるのです。
同じ人の行動を見てみても、称賛する人と批判する人に分かれます。
なぜ賞賛するのか、なぜ批判するのか。
その理由がわかってくれば、目の前にある行動を見る目が違ってくると思います。
より正しい判断ができるよう、多面的に考えられる練習をしていきたいです。
じゃ、また明日!