タグ:
私はすぐには動かないタイプだったので「思いたったら即行動」とよく言われました。
とに角何か思い立ったら何らかのアクションをしなさいという事です。
なぜなら、すぐに動くかどうかでその後の結果が変わって来るからです。
そうであるにも拘わらず「あとでやろう」「時間があるときに」「また今度」
と、即動かない返事をしてしまいます。
これらは全て、後回しの言葉です。
そして、そのうちに気が付けば忘れてしまっているのが常です。
その時、すぐに動いた場合と、また後で!と言って忘れてしまった場合では、
同じ時間を有意義に使えたかどうかで差が出てくるのです。
「今度」「あとで」「また」などは、ほぼ実行されない言葉です。
そして後になって「時間が無かった」とか「急に用事が入って」とか「邪魔が入って」とか
言い訳が出てくるのです。
仕事の場面に限らず「すぐやります」と「今やります」とでは、大きな違いがあるようです。
「すぐやります」は前向きなようですが具体的に「いつやるのか」が不透明で、
「今度やります」と同じようになってしまい、結局は実行されずに終わってしまいます。
「今やります」は、即アクションに繋がるので、何らかの結果が出やすいです。
やる気のカーブといわれる「モチベーションカーブ」は、
興味を持った時が一番高く、一晩寝ると一気に下がってしまいます。
そして時間がたつにつれどんどん低下して、ついには忘れてしまうのです。
もう1つ「エビングハウスの忘却曲線」というのがあって、それによると、
20分後には42%忘れてしまい
60分後には56%忘れてしまい
24時間後は74%忘れてしまう というものです。
そして、1度覚えたものは最初の24時間を乗り越えれば、
1カ月後も95%覚えているというものです。
よって、思い立った瞬間や興味を持った瞬間こそ、最もモチベーションが高くなり、
判断や決断、行動するには最高のタイミングとなります。
このタイミングをどう生かすかで、その後の結果が大きく変わってくるのです。
私のように直ぐ動かないタイプは、ネガティブな感情がかかわっているので、
先延ばしにしてしまうのです。
行動した時のことを想定して「○○だったらどうしよう」と、やってもいないうちから、
不安や心配を募らせ、ネガティブな感情で行動にブレーキをかけてしまうのです。
「初めての事」「予想がつかない事」「慣れていない事」などに関しては、
不安や心配が先だってしまうのです。
今年は何とかこの部分を直したいと思い、どんな小さなことからでも、
思ったら即行動に移したいなと思っています。
行動というと、何か大きなことをしなくてはいけないと思いがちですが、
小さなことから行動に移して「とりあえず動いてみる」ことの積み重ねだと思います。
本格的な事でなくても「とりあえずこうしてみる」「仮でこうする」など、
自分が今、出来る範囲での決断と行動をしていくようにすれば、
「とに角行動する」という習慣が付くのではないかと思っています。
その習慣が身に付けば、少しづつ大きなものに挑戦していけばいいと思います。
行動をしなければ、失敗もできません。
失敗をしなければ、成功にも繋がりません。
思い立ったら「即行動」
この習慣を身に付けていきたいと思います。
じゃ、また明日!