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今日にでも、緊急事態宣言が発令されると思いますが、そうなれば、またリモートワークです。
今回コロナが色々教えてくれた中の1つが、所属企業だけが自分の居場所ではなかったという事です。
自宅で仕事をするようになって、それぞれの家庭の事情によると思いますが、
自分の居場所探しが始まりました。
自宅を改装して、仕事場を作った人。
小さな子供がいるので、自宅近くで小さなスペースを借りる人。
Wi-Fiのある喫茶店で仕事をする人。
それぞれが自分の居場所を探しています。
今までのように、会社から与えられた居場所が保障されなくなりました。
自分で考えて、自分の居場所を探さなければならなくなりました。
これは、会社という居場所がなくなることではありますが、
その枠を外れた大きな居場所を探す機会でもあると思います。
そして仕事自体も、会社内の縦の枠での仕事から、会社を離れた横の枠で
チームを作ることもできやすくなりました。
これも、自分の仕事そのものの居場所探しだと思います。
そしてまた、所属の会社に貢献してお金を貰っていたのが、
他者、つまり人に貢献してお金を貰う事も自分の居場所創りになって来ます。
よって、自分の居場所が1つから多数になってくると思います。
自分が安心できる場所。 自分が安心できる人。
自分が居心地のいい場所。自分が居心地のいい人。
自分を認めてくれる場所。自分を認めてくれる人。
自分が必要とされる場所。自分を必要としてくれる人。
そういう場所、そういう人たちと一緒に仕事ができると、
毎日が楽しくなると思います。
アルフレッド・アドラーは、
「他者に貢献する事で、居場所を確保すればいい」と言っているようですが、
会社に貢献する事で、居場所を確保していた状況から、
人に貢献する事で、居場所を確保することもできるようになりました。
勿論、今までも企業は人に貢献する事を目的としてきたと思います。
しかし、その人というものが、もっと自分の身近になり、
自分が相手に貢献するという、自分の選択が可能になってくると思います。
人は他者に必要とされる時に、自分の存在価値を感じることが出来ると思います。
これからは、自分の居場所は自分で探す時代になって来たと思います。
じゃ、また明日!