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自分を変えたい、変わりたいと思っても、頭ではわかっていても、心が付いていきません。
それは、ダイエットをすれば健康的で美しくなるだろうなと、頭ではわかっていても、
自分の気持ちが、自分の心がその必要性を感じていなければ、行動には結びつかないのと同じです。
ダイエットに限らず何ごともやろうとした時、自分の頭の中で、
つまり自分の意識の中で「できるか、できないか」という不安がよぎった瞬間に、
自分の中では出来ない理由を探し始めているのです。
本当にやりたい場合は「できるか、できないか」を思い浮かべる以前に、
自分が「やるか、やらないか」を思い浮かべているのです。
そして、次の瞬間には「どうすればできるのか」を考えて、出来る事から始めているのです。
私は「できるか、できないか」の不安が先によぎるタイプですが、
その不安の理由に、食べず嫌いがあると思います。
食材の見た目や匂いを嗅いだだけでダメだと思ってしまうのと同じです。
やっても見ないうちから、自分は食べたくないから、やりたくないからと、
やることを拒否してしまうのです。
やるためには自分なりの理由がいります。
これを食べたら痩せられる。これを食べたら腸がきれいになる。
テレビで紹介されれば、その日のスーパーではその食材は売り切れている時がよくあります。
その理由が自分の中ではっきりしていないと、
ただ頭の中でダイエットしたいと呪文を繰り返すだけです。
自分を変える必要に迫られた時、自分が本当に変わりたいと思った時、
初めて自分の意志が働くようです。
「○○したい!」という自分の意志が生まれてきた時、
そこに行動する力が生まれるのだと思います。
グーグルの社員食堂では、従業員に健康的な食習慣を奨励するために、ある掲示をしました。
「大きい皿を使う人は、小皿を使う人よりも沢山食べてしまいがちである」という掲示です。
すると小皿の利用が倍増し、使われる全てのお皿の32%を占めるようになったそうです。
人は指図されると嫌がります。
しかし、指図せずとも、この掲示を貼るだけで、変化が出たのです。
これは本人の選択です。
本人がこの掲示を見て、今まで通りの大皿を取るか、小皿を取るか、
自分で意思決定しているのです。
自分で意思決定したからこそ、小皿を取るという行動に変わったのです。
何かをやろうとする時の私の脳は固定的で今まで通りを維持しようとします。
よって、変えるという事が出来ないのです。
しかし、命令される訳でもなく、掲示を見ただけで自分の判断、選択を変えているのです。
そこには、きっかけとなる自分の意志の力が働くか働かないかの違いなのです。
よって、小さなことから自分の意志で動いてみるのも、練習になるかなと思います。
明日、私は映画館に「えんとつ町のプペル」を観に行く予定です。
本来、ド迫力のある音とスクリーンが苦手な私は、ビデオ派でした。
映画館には行きたくないのです。しかもこのコロナ禍の時に。
しかし、今回内容が良いし、巷ではバスタオル持参とも言われているので、
映画館苦手意識よりも、早く見たい意志の方が勝ったようです。
これからは、自分で自分の意志の力を引き出す努力をしてもいいかなと、思っています。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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