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今年も年賀状なるものを色々な方から頂きました。
その中で特に嬉しかったのは、バラバラになってしまったかつての職場仲間が、
新しい職場で活躍している報告でした。
職場は変わってしまったけれど、学校事務という「人を育てる心とキャリア」は、
そのまま保って活躍していることです。
時代が変わり、特に昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言により、
学校関係は休校になったり、リモート授業になったりしました。
そんな中でもかつての仲間の、
人材育成に対する熱意を失わず、頑張っている報告は非常に嬉しいものでした。
しかし、これからは教育というもの自体が変わって行くと思います。
2020年に教育改革は行われましたが、コロナ禍の国の政策を見ていると、スピードといい、
内容といい、何か現実とずれているような気がするのは、私だけでしょうか。
本当の教育は「人材教育」だと思います。
知識がどれだけ詰め込まれたかとか、単位がどれくらい取得できたかというより、
どれだけ自分で考えて行動に移すことが出来るのか。
それが「生きる力」だと思います。
これからは、その国に何人「生きる力」を身に付けた人がいるかが、その国の強さになると思います。
個々人が自らの主体性を発揮しつつ、全体としての繋がりを感じながら進むという事が、
社会の発展に繋がるのだと思います。
今までのように、誰かに頼るのでもなく、或いは誰かを支配するのでもなく、
其々が自立し、自分を100%発揮することが出来たなら、自立した者どうしが力を合わせれば、
相乗効果が生まれてくると思います。
これからは、そういう感覚が当たり前の時代になってくると思います。
今までのように会社に雇われるのが当たり前、
学校を出たらどこかに就職するのが当たり前という時代は、
コロナで終わったような気がします。
人間の能力や才能は死ぬまでに自分の5%しか発揮できていないと言われています。
生まれて5%しか自分の能力を発揮していないのは、非常に勿体ないことです。
会社に入って、言われたことをそつなくこなし、お給料を貰うのが当たり前の世の中でした。
よって、目先の仕事に精一杯で、自分の内側にはもっともっと能力を発揮できる可能性があることを、
自分自身でも気付いていないのです。
私は教育とは「生きる力を身に付けること」だと思っているので、
これからは「人材育成」がより重要になってくると思います。
学校教育では出来なかった人材育成の場が、これからは増えてくると思います。
だからこそ、自立した者どうしが協力し、繋がって何かを生み出す、
「共同創造」の時代がやって来たのだと思います。
自分の持って生まれた能力、可能性をもっともっと発揮する為にも。
じゃ、また明日!