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「7つの習慣」の中に、人格主義とは原理原則を体得して人格に取り入れること。とあります。
原理原則とは「誠意」「謙虚」「誠実」「勇気」「正義」「忍耐」「勤勉」「節制」「黄金律」など、昔の人がよく言われていたことと同じことです。
ある意味、当たり前のことです。
その当たり前のことがいつしか当たり前でなくなり、ノウハウがはびこって表面的にしか対処できなくなって来たのです。
自分自身を顧みても、直ぐに答えを聞きたがっています。
「それをするには、どうしたらいいですか?」と。
しかし、どうすればいいかは自分で考えることであって、人が考えたノウハウをやってみた所で、それは自分の人生を生きていることにはなりません。
相手に対して、謙虚に誠意をもって対峙するにはどうすれば良いか。
新しいことをやる時には、勇気をもって失敗を恐れず、その責任は自分で取る覚悟はできているのか。
1つのことを徹底してやった事があるのか。
それらをやることで見えて来るものがあるのに、そのレベルまでいくことなくすぐに答えを求めてしまいます。
当たり前のことを当たり前にこなしていくから、それが人格として身に付いていくものを、そこまでの忍耐が無いがために、見えて来るものも知らずして、人生を過ごしてしまいます。
当たり前のことを当たり前に、淡々とこなしていける人格になりたいものです。
じゃ、また!