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人生の目的は?と聞かれたら、
「幸せになること」「楽しむこと」など、人によって答えが違うと思います。
人は他者との関わり中で自分が認められてこそ、自分の存在を感じることが出来ます。
その上で、自分の存在が喜ばれていると実感しながら生きていくことは、幸せな事だと思います。
生まれた時は、誰しも「生まれてきてくれてありがとう」だったのに、
大人になってから「あなたがこの世にいてくれて嬉しい!」
と、言って貰える人は何人いるでしょう。
「人に喜ばれる存在」というのは、人間にとって大きな喜びです。
何かのトップになって、人に抜きん出て優れた人になるのではなく、
どんなポジションでも、自分が持っている特徴や特性を活かして人と繋がり、社会に参加する。
それが一番の自分の喜びかも知れません。
職業の上下など関係ありません。
重要なのは、本人が「自分は求められて、喜ばれている」と実感できるかどうかです。
かなり前にお母さんが投稿していたのですが、
5歳の男の子がゴミ収集車が好きで、ごみの日には毎日その車が来るのを待っています。
そして職員がゴミに近付くなり、ごみ収集車から飛び降りて、
テキパキとゴミを収集車の中に放り込む姿を見て「かっこいい!」と呟きます。
そして近付いて行って「いつもありがとう」と言うそうです。
するとその職員も「ありがとう!」と返してくれるそうです。
その子供に大きくなったら何になりたい?と、聞いてみたら、
ごみ収集車に乗る人になりたい。と返ってきたとか。
大人からは敬遠されそうな人達が、同じ仕事なのに子供からは憧れの的になっています。
彼らの仕事も、求められて喜ばれているのです。
今までは高層ビル街のオフィースで背広を着て仕事をするのが、
憧れの的とされていたかも知れません。
しかし、コロナ禍になって働く場所も自宅になって来た今、
仕事も自分の在り方も変わって来たような気がします。
仕事にかかわらず、自分のやることが「求められて、喜ばれている」かどうか。
今までの判断と違う価値判断で考え直す必要が出て来たかも知れません。
自分がやっていることは、人から求められて喜ばれていることかどうか。
それは自分の人生にも繋がることだと思います。
じゃ、また明日!