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人間、誰しも自分は正しいと思っています。正しいと思っているから人に意見したり、批判したりします。

しかし、それは自分中心の考え方だからそう思うのであって、相手からすれば、真逆になります。
相手からすれば、こちらが間違っていることになります。
その間違いはどこから来るのかといえば、自分のものの見方・考え方から来ています。
では、その自分のものの見方・考え方はどこから来ているのかというと、自分が育った環境や受けた教育から来てます。
人はその育つ過程において、自分なりの色メガネを身に付けていくのです。
同じものを見ても、其々の色メガネで見るから、当然そのものの見方は違って来ます。
同じリンゴを見ても、陽に当たっていた赤い方から見ている人は「リンゴは赤い」と言うし、日陰側で育っていた方から見た人は「リンゴは青い」と言うでしょう。
この2人がいくら言い合いをしても、事実は1個のリンゴなのです。
リンゴを180度回転させると、相手の言っていたことが理解出来ると思います。
いつまでも自分の立ち位置に固執せず、相手が「リンゴは青い」と言うなら、まずは相手の見ている位置まで移動してみて確認すれば解決することなのです。
相手の場所まで移動すれば、相手が「リンゴは青い」と言っていたことがその通りだと理解出来るのです。
「なるほど、こちらから見ればリンゴは青かった」と。
それを自分は動かずに、相手を自分の方に引っ張り込もうとするところに間違いが生じるのです。
相手の言っていることも正しいとわかれば、リンゴは半分赤くて半分青いものもあり、熟していけば全体が赤くなるのだということが、お互いの共通認識として理解出来るのです。
その為には、まずは自分から「自分は正しい」と思っている思い込みや考えを改めていく必要があります。
 
間違った「思い込みや、思い込みの色メガネ」、それらを「正しいものの見方、正しいレンズ」に取り戻すことが『違って見えた見え方』を修正する第一歩だと思った次第です。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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