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何か新しいことをするには不安がつきものです。
それは未知のものに対する怖さだと思います。
知っていること、やったことのあること、予想が付くことは抵抗なくできます。
しかし、知らないこと、やったことがないこと、予想が付かないことは不安しかありません。
私などは特に初めてのことは「出来ない」と決めつけてしまうのです。
やってもいないのに、出来なかったらどうしよう、出来る自信がない、と。
そんな時「やれば出来る!」と、自分を信じれる人がいます。
そういう人の意識は、初めてのことでも予想がつかないことでも、
「どうすればできるか」ということしか考えないようです。
踏み出しの一歩が「どうすればできるか」しかないのです。
そこには不安もあると思います。
しかし、やってみなければ「どのように出来ないのか」「どれくらい出来ないのか」
が、わかるのです。
それがわかれば1つの経験として、自分の中に積み上げられます。
どのように出来なかったのかがわかれば、その部分を修正すればまた一歩進めるのです。
どのような形であれ、一歩でも前に出ることが出来たなら、それにつられてもう一歩が出ます。
不安に浸っていれば、身動きがとれません。
本当はその不安すら、自分で説明することが出来ないのです。
不安を説明するためには、やってみたけれどここが不安だったと、
やってみなければ説明できないのです。
どう転んでも、どっちに転んでも「不安=やってみる」しか結びつかないようです。
誰しもが持っている得体の知れない「不安」。
それは避けるものではなく、動いてみて解消するものだと思いました。
「不安だから出来ない!」
「不安だけど出来る!」
同じ「不安」なのに、全く反対の生き方です。
経験というものが、前に進むためのエネルギーだとしたら、
不安は前に進むためのチャンスだと思います。
じゃ、また明日!