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小さい子どもは、感情が豊かだと思います。
瞬間、瞬間に自分の気持ち、感情を素直に出しています。
私も20代までは感情が直ぐに出ていた方です。
しかし、歳を重ねるとともに、段々感情を表に出さなくなりました。
それがいいのか悪いのか。
感情的になったり、感情むき出しはあまり良くないけれど、感情を抑えすぎるのもどうかと思います。
自分の感情を押さえて、相手のことを聞いていると、いつの間にか、自分の感情がどこかへ行ってしまい、
自分自身でも「何を感じているか」がわからなくなります。
そうなると、自分の気持ちは置いておいて、全て頭で考えてしまうような気がします。
頭で考えるという事は、ともすれば無難に処理をしてしまう事になります。
本当は嫌な事でも、自分の気持ちを押さえて相手に合わせてしまう事もあります。
相手に合わせていれば、波風はたたないし、何事もなく過ぎていきます。
しかし、自分の気持ちは置いてけぼりのままです。
それが積もり積もってくれば、いつかは爆発してしまいます。
その爆発が自分の中で起こってしまうのです。
頭で考えていることと、心の中で思っていることの不一致が。
自分の本音から遠ざかるから、ストレスが溜まり、何か違和感を感じたままで日々を過ごしてしまうのです。
頭と心が同じ方向であるならば、やっていることが楽しくて、苦にはならないと思います。
しかし、別の方向ならば、自分の行動と気持ちが違う方向に進み、苦しくなってきてしまいます。
自分の生き方、自分の在り方と違う事をしていると、自分の中で不協和音が鳴りっぱなしです。
どうせやるなら、楽しくやりたいものです。
そうするためには、押し込めていた自分の感情を開放し、
今「自分が何を感じているのか」を自分で知ることです。
自分の感情を知ることにより、その感情に対して、自分がどうするのか。
感情と行動を一致させていけば、違和感は消えていくと思います。
長い間放ったらかしにしていた自分の「感情」。
今一度「自分は何か感じているか」思い出す必要があると思います。
じゃ、また明日!