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昔、と言っても48年前、ヒットした歌謡曲がありました。
「ハチのムサシは死んだのさ」という歌です。
♪ハチのムサシは向こう見ず
真っ赤に燃えてるお日様に 試合をいどんで負けたのさ
焼かれて 落ちて 死んだのさ
ハチのムサシは死んだのさ お日様仰いで 死んだのさ
ハチのムサシは死んだのさ
夢を見ながら死んだのさ 遠い昔の 恋の夢
ひとりぼっちで 死んだのさ
ハチのムサシは向こう見ず お日様めがけて剣を抜き
たたかい破れて 死んだのさ 焼かれて落ちて 死んだのさ♪
こんな歌詞だったと思います。
この時私は社会に出たばかりだったので、この歌が頭から離れませんでした。
何故なら、社会人になった私はこの時、社会って遅れている!と感じていたからです。
正しい事や筋の通ったことが通用せず、理不尽な事や間違っていることがまかり通っている世の中に見えたからです。
そんな中、無謀だと思われても、向こう見ずだと思われても、自分の意志を貫いて生きようとしている
ハチのムサシに共感していたのです。
あれから約半世紀。
社会が変わっている部分もあるけれど、変わっていない部分もあります。
財務省近畿財務局による公文書改ざん事件。
「真実を知りたい」という赤城さんの妻、雅子さんの叫びに対して、
国側は「情報公開に1年を要する」という回答でした。
一部の高学歴の人は、高学歴が何の役にも立っていないという事です。
寧ろ、高学歴が故の弊害ある生き方しか出来ないのだと思います。
知識は本人の使い方によって、生かされもするし弊害にもなります。
それよりも、1人の人間としての生き方、仕事の仕方、自分の信念。
それらの方が大切であるという事が理解できないのだと思います。
世の中の価値観は少しずつ変わってきています。
赤木雅子さんの再調査を求める署名活動に応じた人が35万人にも昇るという事は、
ハチのムサシが増えて来たという事だと思います。
そういう生き様を見せられると、見ている側も勇気を与えられるし、応援したくなります。
自分がやりたいと思う事なら、諦めることなく挑戦し続けたら良いと思います。
自分の生きざまを決めるのは自分ですから。
じゃ、また明日!