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自分の目標や決めたことを貫くには、かなりの意志が必要です。
その時は自分に固く誓ったつもりでも、いつの間にか、緩い誓いになってしまい、目標が薄れてしまいます。
それは最初の決める段階で、きちんと考え抜いていないケースがあります。
私はいつもこのパターンになっているのですが、初めにきっちりと、
考えて、考えて、考え抜いて決めているかどうかにかかってきます。
それだけ考え抜いた上で、覚悟を決めてその決断を貫けば、やり切る事に成功するのだと思います。
動いている途中で色々悩むのは、ことが動いていない証拠です。
やり始めたら、まっしぐらです。
最後までやり遂げるには、先ずその目標に対して「どれだけ興味を持っているか」だと思います。
興味がなければ長続きしません。
自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれるのだと思います。
私がよく行くレストランのシェフは、食材は当然のこと、お客様のライフスタイル迄考えて料理を出してくださいます。
食材の生産者さん、或いは漁師さん、それらを運んでくれる仲介業者さん、そしてそれらを料理するスタッフ、
そして本日訪れるお客様。リピーターの方には、何がダメで何が好みなのか。
全てに興味を持って、1つ1つのお料理を創られます。
その興味が「情熱」へと、繋がるのです。
ちなみにそのシェフの今年のテーマは「情熱」だそうです。
1つ1つのお料理から、手間暇かけた情熱が伝わってきます。
そして、コロナ禍のおり、そのレストランも2カ月閉鎖されていました。
その間、毎日レストランに来て、料理の研究をされていたようです。
包丁を持つ手が鈍らないようにという目的もあったかも知れませんが、
コロナであろうと、お客様が来れない時であろうと、日常を続けています。
シェフの目的は「食でお客様に幸せになって頂く」という事です。
この目的のために、日々研究し、努力し、実践を続ける。
その結果が、お料理を頂いた時の「幸せ感」なのです。
その姿を拝見した時「考え抜いた決断を貫く」とは、こういう事なのだなと納得させられました。
お料理の技術はもちろんですが、それだけではなくお客様に対する「心構え」、
料理人としての生きざま、が無限の可能性を生んでいるように思います。
無限の可能性という「希望」がモチベーションを保ってくれているように思います。
そのお姿を拝見すると、自分の考えの浅さ、興味のなさ、情熱のなさが、浮き彫りになって来ます。
「考え抜いた決断」これが自分の生きざまになってくるのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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