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自分を変えたいと思うなら、今あるものをきちんと終わらせる必要があります。
なぜなら、新しいものを取り入れようとしているのに、古いものを引きずってしまうのは、
結局は中途半端になってしまい、何も生み出さないからです。
これは人に限らず企業も家も同じです。
新しい家を建てるためには、古い家を壊さなければなりません。
古いもの、既存のもの、不要なものを捨てて(破壊して)こそ、
新しいものを構築(創造)することが出来るからです。
つまり、創造のための「創造的破壊」が必要なのです。
以前は、古い家を壊して新しい家を建てていました。
しかし、最近では合理的に新築そっくりさんが増えてきています。
家の場合の新築そっくりさんは、使えるものは使い合理的に利用して費用も安くなるので、
それはそれで良いとは思います。
自分自身を考えた時、古いものを置いておきながら、新しいものを身に付けようとしても無理でした。
なぜなら、古いものを置いている分、新しいものを入れるスペースがないからです。
そして、その都度新しい考え方と古い考え方で自己矛盾を起こしていました。
挙句の果てに、既存のものを温存したままで小手先の改革や変革で済ませてみても、
それは単なる解決の先延ばしにしかならなかったのです。
結果としては、生かさず殺さずで中途半端なままです。
人間は一度手に入れたものは失いたくありません。
お金にしろ名誉にしろ。
失う恐怖を感じてしまうのです。
それでも、新しいものを取り入れるためには、痛みを伴う改革が必要になってくるのです。
必要になるというよりも、破壊なき変革などありえないということです。
新しいご縁を結ぶためには、終わらせなければならない繋がりがあるという事です。
積極的に終わらせて、新しい世界への扉を開く。
その覚悟が必要なのです。
変化の波に乗るためにも、創造的破壊でもって、断つ覚悟が必要になってくるのです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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