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抽象化は其々の共通の要素を取り出して、1つの概念にまとめることを言います。
例えば、具体的なトマト・レタス・ピーマンの共通要素は「野菜」です。
そして、属性(共通点)を見つけて1つの概念にまとめ、
一般化されたのが「野菜」と呼ばれるものです。
よく「抽象度を上げろ」と言われますが、
これは「概念化して語れ」と言われているのだと思います。
誰が聞いても同じものを想像する。
これが物事を抽象化することだと思います。
今日ふと思ったのが、概念=本質ではないかという事です。
検索してみると、概念化すると「本質だけを伝える」ことが出来るのです。
と書いてありました。
やはりそうなんだと納得しつつ、具体例と抽象を並べると、
それは「行ったり来たり」しているだけですが、
具体例と概念を並べて記述すると、
それは「理解すべき物事と、その具体例」の組み合わせで、わかりやすくなるというものです。
概念という形に持って行くと
「一番伝えたかったことは何なのか?」という事がはっきりするので、
結局はそれは「本質」を伝えるという事になるのではないかと思った次第です。
日常でも色々な出来事があります。
そしてそこには抽象化された概念があります。
出来事は出来事。概念は概念。
と、それぞれにあるものを自分の中で結びつけることが出来たなら、
今まで言葉としてだけでしか理解していなかったことが、
出来事という体験を通じて理解できるようになります。
そして、概念と出来事が結びついたとき
「腑に落ちる」という事が起こるのです。
全ての出来事を概念と結びつけることができたなら、
自分のことがよくわかり、
自分の人生の目的と、自分の意識が紐づけされ、
自分の意識の行き先を観ることが出来るのです。
今まで「意識」というものをなおざりにしていましたが、
「意識」というものは自分にとって大きな存在になるような気がしてきました。
じゃ、また明日!