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「自己肯定感」というものは「ある」のか「ない」のかで区別していました。
しかし、そうではなく自己肯定感は高まったり、低まったりするものだとか。
「自己肯定感」とは、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること。
この受け入れられていることを感じることが出来たなら、
「自己肯定感」は「心の土台」とも言われる位、大切な事でもあるし人生の軸となるエネルギーです。
「自己肯定感」が高い時は心配いらないのですが、低くなった時が思考停止状態になります。
私が以前よく使っていた「どうせ・・・」から始まってしまいます。
自己肯定感が低い時の状態は、
「同じ失敗を繰り返したくない」という意識が高まります。
過去の失敗そのものは変えることが出来ないにもかかわらず、
いつまでもその感情を引きずって思い悩んでしまうのです。
そして、いつも「できない」と思ってしまいます。
行動する勇気が湧いてこないばかりか、何事に対しても消極的になり、途中で諦めてしまう事になります。
周囲への依存度が強いと、
何事も自分で決めることが出来ず、人に決めて貰ったことを実行するため、
失敗してもいつも周りのせいにする他責的傾向が強まります。
そうなると、何かを決断しなければならない時など、
決めることが出来ず足踏み状態を続けることになります。
そして、他人との比較や劣等感の意識が強いので、
他人と比較することで、嫉妬心や劣等感から感情をすり減らしてしまうのです。
よって、人のために頑張ることが出来ず、集団の中で役立つ喜びはあまり心の中には根差していません。
誰かの役に立っているという実感が低いために、自分の持っている力を発揮できず、継続力も発揮できません。
これらのことは、自己肯定感が低い時に非常に当てはまります。
さすれば、自己肯定感が下がっていると認識し、自分で自覚していくしかありません。
自己肯定感が落ちていることを客観視することが出来たなら、
「感情の主導権」を自分で握ることが出来るのです。
自分で自分を認めるという事は、非常に大切な事だと思います。
ネガティブな自分からポジティブな自分に切り替わる時です。
少しづつでも自分を認めて行って、「感情の主導権」を自分で握りたいと思います。
じゃ、また明日!