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人と人との人間関係は、結局は「信頼関係で繋がる」という事だと思います。
目の前の1人の人間と本音で向き合うことが出来れば、おのずと繋がって行くと思い見ます。
最近はSNSでの繋がりがありますが、お互いに本音で向き合わなくても、表面上は繋がっているように見えます。
しかし、本音の深さにより、信頼関係のレベルも違ってきます。
意見の違いやぶつかり合いも、信頼関係の上に立てば、ストレスになることはありません。
本当に心から繋がっていれば、問題が起きることはないのです。
心から相手を受け入れることが出来たなら、相手の本音を引き出していくことが出来ると思います。
私が今まで相手の本音を引き出すことが出来ていなかったのは、私自身が相手に対して本音をぶつけていなかったからかも知れません。
どこか相手に対して遠慮するところがあったり、怖がったりしたところがあったからかもしれません。
相手をしっかり知るためには、相手の背景をどれくらい知る努力をしたのかにもよると思います。
「なぜあんなことをしたんだろう?」「なぜあんなことを言ったのだろう?」
それを相手の立場に立って、じっくりと考えていなかったので、相手への見方が変わらなかったのかも知れません。
それともう1つ大切なことは、相手が求めてもいないのにアドバイスをしたり、自分の意見を押し付けたり。
それは相手にとっては、うっとうしい対象となり、益々本音を言わなくなります。
大切なのは、相手の怖れを取り除き、本人の想念を開放することです。
そして本人が自分で気付き、自分で自分を開放出来た時が、
相手が本心を話してくれる時だと思います。
今でも人間関係は大切だと思うし、その根底の信頼関係は大切だと思います。
しかし、以前私が思っていた信頼関係ではまだまだ本当の意味での信頼関係は結ばれないと思いました。
もっと根本的なところで、もっと本質的な部分に触れないと、
本当によい信頼関係、人間関係は結べないのではないかと思った次第です。
自分は自分、相手は相手でそれぞれが自立するのは当たり前のことです。
しかし、その自立した人間同士がお互いを認め合い、お互いを受け入れることが出来たなら、
お互いをサポートし合い、自分1人だけの時よりも、大きな力を出せるのではないかと思います。
お互いが自分の中に眠っていた能力が引き出され、互いが連動し合って最大限の力が発揮できると思います。
その時初めて「私」から「私たち」になるのだと思います。
自己の成長は相手と繋がることにより、相手を通してまた自分に戻ってくる。
そして戻ってきた時に「私」から「私たち」になって、より大きなパフォーマンスが出来る自分になって戻ってこれるのだと思います。
じゃ、また明日!