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新型コロナウイルスは社会だけではなく、個々人の生き方も変えていってるようです。
災害も個々人の生き方を変える場合があります。
家を失い、職を失うという、今現在のコロナと同じです。
「この先自分はどうやって生きて行けばいいのか」という問題が突き付けられます。
災害は住む場所を変える場合が多いです。
しかし、昔から代々住んでいる土地なので、もう一度そこに建て直して住むという事もあります。
東日本大震災の場合は、先祖代々漁業を捨てざるを得ないこともあったと思います。
そしてそこから別の人生を歩むことになるのです。
そんな中で分かれるのが「これまでの人生を続けていいのかどうか」という問題に、どのように向き合うかという事だと思います。
今回のコロナもこの問いを突き付けています。
コロナの場合は家は潰れていないのでそのままですが、それでも誹謗・中傷によって引っ越された方もいます。
今回は仕事、働き方という事が大きな変化をもたらしたと思います。
コロナが完全に治まるとは思いませんが、コロナが治まったら、以前の生活が戻ると思う人、思わない人。
以前の生活が戻って欲しいと思っている人、思っていない人。
ここが大きな分かれ目になると思います。
「日常性の回復」か「人生の再設計を図る」か。
この選択によって、自分の人生が大きく変わると思います。
それは、コロナによって、以前より良い生活が送れるようになったとなるのか、
コロナによって、以前より苦しい生活になってしまったとなるのか。
経済が回復するまでは社会全体が苦しい生活をせざるを得ないかも知れません。
一部、コロナによって業績を上げている企業もあるかとは思いますが、市民生活は苦しいと思います。
しかし、コロナをきっかけに「学んだ人」「進化した人」「変わった人」は、
ひたすら「元に戻ること」を願う人とは、違った方向に進むと思います。
新しい人生に挑戦し、新しい仕事をやり始めた人は、自分の人生を振り返った時、
コロナが新しい人生のきっかけを作ってくれたと思うかも知れません。
いつの時代も、人の生き方として「現状打破の姿勢」と「現状維持の姿勢」の2つに分かれるようです。
どちらが良いとか悪いとかではなく、自分はどちらを選択するのか、という事だと思います。
じゃ、また明日!