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ジグソーパズルは昔よくやった記憶があります。
厚紙などに絵や写真を印刷し、これを不規則に切り離して、その断片を合わせて元の絵に復元する遊びです。(スーパー大辞林)
今は色々な種類のものが出ており、ホワイト(ミルク)ジグソーパズルなるものもあるそうな。
本来の絵や写真で作られたジグソーパズルなら、その模様がヒントとなり、はめていきやすいです。
しかし全く真っ白なホワイトジグソーパズルなら、その模様がないので、非常に難易度が上がります。
その難易度に挑戦するのも1つの楽しみかも知れません。
しかし、それを完成するにはどれほどの時間が必要なのでしょうか。
自分の好きな絵や写真を求めて買った人は、その画像をイメージしながら、楽しんで埋めていくことができます。
最後の方には「あと少し」というワクワク感をもって、埋めていくことでしょう。
私が手にしていたのは、ホワイトジグソーパズルです。
自分から買い求めたものではないけれど、手にはホワイトジグソーパズルしかありません。
得意な人は小さい時からはめ込む楽しさを知り、次々と難易度を上げながら挑戦し続けています。
はめ込んで完成させる楽しさを十分に味わう事ができなかった私など、それ以降、挑戦が止まっています。
そうであるのに、気が付けば今頃になってホワイトジグソーパズルを手にしているのです。
一番難易度の高いホワイトジグソーパズルを。
それは大人になってから、自分の好きな絵や写真をみつける努力をしていなかった結果です。
よって、好きな絵や写真をイメージすることなく、ただひたすらにパズルを端から埋めていくしかないのです。
気の遠くなるような作業です。
それが嫌なら、自分の好きな絵や写真を早く選ぶことです。
自分は絵が好きだったのか、写真が好きだったのか。
景色が好きだったのか、動植物が好きだったのか。
そして、その好きな絵や写真のジグソーパズルは、誰にプレゼントしようと思って完成させるのか。
それを考え、見つける方がプレゼントできる可能性は大きいです。
いつまでもホワイトジグソーパズルを手にしていたら、命ある間には間に合わなくなります。
早くホワイトジグソーパズルを手放し、好きな写真を探しに行かなくては。
そして、自分のとっておきの1枚が完成することができたなら、その時です。
今、自分が手にしているホワイトジグソーパズルが役に立つのは。
ホワイトジグソーパズルを持った人同士集まって、より大きなホワイトジグソーパズルを完成させることも可能なのです。
その大きさは無限大のような気がします。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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