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解とは(スーパー大辞林)
①解釈・説明
②与えられた問題の答え
③方程式を成り立たせる未知数の値(根)
④疑惑や非難に応えることを目的としたもの
私たちは何事においても答えを求めようとします。
よって、すぐに答えを知っていそうな人に、答えを求めてしまいます。
しかし、その答えは人によって違います。
例えば、答えが4である場合、
1+3=4 2+2=4 1X4=4 2x2=4 5-1=4 8÷2=4
と、いろいろなパターンが考えられます。
しかし、答えの4は共通です。
4の正解に至る過程はどれも正しいと思います。
1つに限られないのです。
これと同じように、「生きる」という「解」を求めた場合、或いは「幸せ」という「解」を求めた場合、
人によって、そこに至るまでの過程は十人十色です。
どれが正解で、どれが不正解というものは無いと思います。
「解」を知っている人=生きるという事を知っている人、幸せという事を知っている人は、
自分の思った道を進んでいると思います。
しかしまだ「解」を模索中の人は、人の意見を聞いたり、本を読んだり、SNSで検索したりと「解」を求め続けます。
ここで大切なのは、「解」に辿り着くために人の意見や書物などは自分が考える参考にはなるかも知れませんが、
結局は「解」というものは、自分が考えなければ出せないものだということです。
「解」を知っている人は、人の意見など聞く必要はなく自分の生き方を貫くので、大きなお世話になるでしょう。
「解」を知らない人は、自分の「解」に近付くためには人の意見を聞いたり、情報を集めたりしていきます。
問題を生み出すのも自分ならば、問題を解決するのも自分です。
どういう答えを出すのか、この世に生まれて来た自分が出す「解」は何なのか。
一部の「解」を知っている人以外は、永遠の課題のような気がします。
そして、この課題を追求し続けるから、人生は面白いのかも知れません。
じゃ、また明日!