タグ:
「継続は力なり」という言葉は、私がメールの末尾に名前と一緒に書いている言葉です。
何事も継続するという事は、思いもよらない結果をもたらします。
継続するという事は、何等かの「力」になって行きます。
「学ばない人は、走らない風車です」と、斎藤孝氏は言われています。
老年期に入っても学んでほしいという、斎藤氏の願いを込めた言葉だと思います。
子供の時、手に持って走り回った「風車(かざぐるま)」。
これは手に持って走らないと回りません。
走るから風がおこって風車が回るのです。
斎藤氏は、一度しか与えられていない人生を豊かに生きるためには、
色々なことを学び、新しい世界に出会って喜びを感じることが大切である、という考えです。
確かに定年退職後、生きている実感のないまま10年20年と過ごし、ふと、むなしさを感じてしまいます。
青年期のむなしさは、生命力溢れる故の不安のむなしさです。
しかし、老年期のむなしさは、自分の人生すべてが無意味なような錯覚に捉われる寂しさを伴うむなしさです。
それを救ってくれるのが「学ぶ」と言うことです。
何事も10年続ければ「ものになる」と言われています。
コツコツコツコツ10年続ければ、それが職業として成り立つ、と。
確かに、音楽でもスポーツでも小さい頃からずーっと10年続ければ、それなりの結果は出てきます。
そう思えば、継続は強力な武器に成り得ると思います。
確かに、何事にも「しんどい」「できない」が口癖だった私が、とりあえず3年間blogを続けるということで、
現在1年8カ月続きました。
この「心の日めくり」を続けているうちに、だんだんと何かをやるにしても「しんどくなくなり」「出来るように」なりました。
自分でもびっくりするくらい、気持ちが前に前にと進んでいます。
そして、3カ月前までは考えてもいなかった瞑想インストラクターの資格も得ました。
今、継続するという事はこういう事でもあるのだと、つくづく感じています。
凡事徹底が自分の思いもよらない変化をもたらし、思いもよらない展開を見せるのだ、と。
これだから人生、いくつになっても面白く、楽しいのだと思います。
10年後の自分は、どんな人生を送っているのか、未来の楽しみでもあります。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む