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気付くためには、インプットが必要だと言われますが、本当はその逆のようです。
人が何か相談をするときは、自分の現在抱えている悩みを打ち明けます。
しかし、その打ち明ける段階では、ほとんどが気付かないうちに自分の中で答えを持っているのです。
そして、自分のことを話すうちに、結局は悩みの答えを自分で言っている場合が多いのです。
つまり、アウトプットしながら、自分の発言や行動を客観的に見たり、聞いたりしているのです。
アウトプットをするという事は、自発的に内なる問題を話すうちに、話している中で気付きを得、
その気付きがあらかじめ自分が持っていた答えと、一致していくのです。
人が動くかどうかは、本人がそれを気付いているかどうかにもかかってくると思います。
本人が気づきを持つことが、自分が動くために最も重要な事になるのです。
自分で気付き、自分で自分に命令し、自分で行動する。
これこそが自分の行動と言えるものだと思います。
そうなるためには、インプットばかりしていても前には進めません。
インプットしたことを、アウトプットすることで、初めて一歩が歩みだせるのです。
なぜなら、アウトプットした反応によって、自分のインプットがはっきりするからです。
アウトプットしたことが、相手に伝わっているかどうか。
相手からの質問に、自分はどの程度答えることが出来るのか。
アウトプットの先に、インプットの質が問われるのです。
一度気付きがあると、その気付きの上に立った更なる気付きに、また出会います。
気付きの2剰です。
気付きは次の気付きを誘発し、最初の気付きに対して、だんだんと奥の深い気付きになって行きます。
その元となるのが、アウトプットなのです。
アウトプットの経験から得られる気付きは、かなり実のある大きな気付きになると思います。
インプットをすれば気付きが得られると思っていましたが、
それはアウトプットのことだったのです。
それに気付いた今、自分の脳を書き直さなければならないと、気付きました。
じゃ、また明日!