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コロナウイルスによって世の中の価値観が変わってきた、と何回か書いていますが、
それが世の中に浸透しつつあるように思います。
コロナウイルス以前は、モノやお金が幸せを運んでくれると思っていました。
しかし、人々はモノやお金だけでは幸せになれないと、気付き始めています。
震災や災害ですべてを失った時、モノやお金以上に大切なものがあると教えられます。
それは、これまでの人生で自分が築いてきた信用やご縁。
ご近所さんとの人間関係。
これらは、家を失っても、モノを失っても、失うことはありません。
寧ろ助け合いの方向にベクトルが向きます。
モノやお金はいずれ消え去ってしまうものです。
しかし、信用やご縁は、おいそれとは消え去るものではありません。
寧ろ窮地に立たされた想定外の時の方が力が強くなります。
近年のように、想定外の大きな災害に見舞われると、何が大切なのかを気付かせてくれます。
流されてしまったモノやお金と、人との信用やご縁。
窮地に立たされた時にありがたいのは、人との結びつきです。
窮地に立たされた時に幸せを感じさせてくれるのは、人の言葉や行動です。
有名ブランドの服やバッグを渡されるよりも、1個のおにぎりの方が幸せを運んでくれます。
今まではモノやお金に価値があり、一生懸命それらを蓄えようとしていました。
しかし、いくらお金を増やしても、孤独や不安は消え去らないと思います。
人との繋がりや信用は、増えれば増えるほど人を豊かにしてくれます。
孤独や不安を払拭してくれます。
人々はだんだんとそれに気付き始めて来たようです。
withコロナの時代は、人との繋がりという見えない資産が大切だということを。
昔の人がそうしてきたように、ご近所の繋がりの大切さを、再認識する時代になってきたのではないでしょうか?
お金という目に見える資産、信用やご縁という目に見えない資産。
どちらが支え合い、励まし続けることが出来るのか。
今、コロナの時代だからこそ、考え直す時が来ているように思います。
現金を貯金する代わりに、信頼・信用を貯金する。
現金がカードになりつつある今、お金に対する価値観も大きく変わって行くように思います。
そうなれば、目に見えない価値の資産をもっともっと増やしていきたいと思います。
気が付けば見えない資産を増やしている人が、あちらにもこちらにも増えて来たように思います。
じゃ、また明日!