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人の心を動かすということは、かなり難しいことだと思います。
人が動く時というのは、自らの意志で考え、計画し、実行し、改善している状態の時です。
よって、自分で考えずに半ば強制的にやらされても、本当に動いたとは言えないのです。
なぜなら、そこには自分の意志がないからです。
いつも通りのやり方を、何も考えずに半自動的に繰り返し行っている時は、
心が動かされていない状態だと思います。
先ずは心に訴えて、新しい行動パターンに移る必要があります。
相手を動かすには、相手がなぜそのような行動を取ったのかを考えて、認めることが必要です。
相手の承認欲求を満たすことが重要になって来ます。
「出来ない理由」や「うまくいかない理由」を説いて相手を追求するのではなく、
どうすれば課題解決が出来るのかと言った、建設的な議論が出来るように舵を取るべきです。
舵取りとは「自らが動きたくなる気持ちを起こさせること」です。
相手に、自分自身が重要な人物であると思ってもらうことで、自尊心が満たされ、
自ら進んで新しいチャレンジをするようになります。
相手の真価を探す努力が、誠意となって相手に伝わるのです。
自分自身がかけがえのない価値を持っていると認知させることで、初めて評価を恐れずに、自ら行動を取れるようになるのです。
人を動かすには、その人のやりたい事を把握して、それを手に入れる方法を教えてあげたり、
その人にやってもらいたい行動がある場合は、自らがそのアイデアを思い付いたように仕向けることで自尊心を満たし、自から進んで行動を取ってもらう事が出来るのです。
結局は、自分がやっていると思わせることが必要となってきます。
その為には、先ず自分自身を認めてもらい、信用してもらい、自分を選んでもらう必要があります。
あなたから教えて貰いたいという部分を引き出すことが大切です。
そこで先ず選んでもらうことが、こちらの言葉が相手に響くかどうかに関わってくるのです。
先ずは自分自身を選んで頂けないと、その評価に値する価値交換は出来ないのです。
人を動かせるだけのものを、自分は持ち得ているのかどうか。
先ずは自分というものをチェックしてみる必要がありそうです。
じゃ、また明日!