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インプットとアウトプット。
インプットとは、自分の知らなかった知識を脳に入れること。
アウトプットとは、インプットしたものを、一度咀嚼し、人に伝える行動のこと。
アウトプットの重要性というのはよく言われます。
そしてアウトプットのないインプットは意味がない、とも。
なぜなら、インプットだけなら目的が明確ではなく、せっかくのインプットの効果がないからです。
アウトプットを意識した途端に、そのインプットの視野が広がり、効果も出てきます。
よって、インプットとアウトプットの連動性は非常に重要になってきます。
自分の内側に入っているものが、全てアウトプットになるからです。
一度インプットしたものを咀嚼する、その咀嚼が自分のフィルターになります。
その時、自分のフィルターがクリーンでないと、インプットしたものは根詰まりを起こして外に出ません。
これは自分の内側の吸収率に問題があるということです。
自分の内側が囚われた価値観でブロックされていると、せっかくインプットしても自分の奥深くには浸透していきません。
浸透しないということは、アウトプット出来ないということになります。
自分のフィルターの純粋性というのは、物事の本質が理解できるかどうかということです。
本質が理解できないと、本当の大切な部分はどこなのかを見失ってしまいます。
木の枝葉で捉えると、情報がバラバラにありすぎて、幹を見失います。
しかし、物事は幹よりもっと大切な、幹を支えている根っ子にあります。
その根っ子で捉えると、全て連合性があるのが分かり、本質が見えてきます。
まさにアウトプットは、自分の純粋性であるフィルターを通ることによって、全ての外的な結果となるのです。
ということは、自分の内側が絶えずクリーンでないと、本当の意味でのアウトプットは出来ないということです。
アウトプットは、インプットした知識をそのまま外に押し出すのでもなく、
今までの自分の価値観、先入観で判断して外に出すのでもなく、
先ずは、自分のフィルターをクリーンにすることから始めないと、
人には伝わらないものだと思いました。
色メガネをかけた人がその見たままを伝えても、メガネをかけていない人にとっては、違う色になってしまいます。
インプット → 自分のフィルター(純粋性) → アウトプット
どうせメガネをかけるなら、本質というメガネをかければ、人に伝わると思います。
じゃ、また明日。