「満足」=「幸せ」 「不満足」=「幸せじゃない」と、思いがちです。
しかし、不満足であることは一生続くものだと思います。
なぜなら、環境が変わったり、状況が変わったりするたびに、やはりそれなりの不満足は生じます。
完璧を求めるが故に「自分はまだまだダメだ」と思い込み、現状を正しく把握することが出来ないのです。
普段から自己否定ばかりしていると、人間の脳はダメな所にフォーカスして、ダメな所を探そうとします。
自分のいい所もあるのに、そこには目を向けず、悪い所に目が行ってしまいます。
悪い所に意識が向く癖がついてしまっているのです。
よって、良い所がぼやけてしまうのです。
自己否定を続けていると、自分の評価が現実とかけ離れてきます。
自分に対してネガティブな事ばかりを思い続けていると、ピントが自分の悪い方にばかりフォーカスして、
結果「自分はできない人間」「自分はダメな人間」として振舞ってしまうのです。
自分の能力、可能性、キャリアなど、全て自分にとって無意味なものになってしまうのです。
それが分かれば「自己否定」を「自己肯定」に書き換えればいいのです。
いつも思う事の反対の事を、自分の脳に徹底的に刷り込んでいきます。
・自分はやればできるんだ。
・自分には価値があるんだ。
・自分はみんなから慕われているんだ。
・自分はいつでもトップなんだ。
・自分は親に愛されて育ったんだ。
など、自分を肯定する言葉を意識して、毎日つぶやき続けるのです。
もしもネガティブな言葉が出てきたら、ちゃんとそれを認識し、意識的に自分のプラスになる言葉に置き換えます。
人は潜在意識に刷り込まれた言葉通りの人間になるようですので、意識して書き換える必要があるのです。
「歳を重ねると人は変わらない」と、よく言われますが、
潜在意識に刷り込まれた量、期間が長いから、書き換えるのに時間が掛かるだけなのです。
自分の心からやりたいことをし、価値を生み出して自分も成長していく。
このサイクルを作れたなら、人生楽しいと思います。
私も自己否定で自信を失っていましたが、
「脳をだまして」自己肯定に持っていこうと思います。