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私たちは人に何か伝えた時「伝えたつもりなのに、伝わっていなかった」ということが多々あります。
伝わるという事はどういうことでしょうか?
「伝わる」という事は、自分の伝えたいことがきちんと相手に理解されている状態のことです。
相手が自分の言ったことに対して、共感している状態のことです。
そのためには「伝わる」の主語は相手にあり、相手の目線や思考に合わせて伝えることが大切になってきます。
そして相手が理解して行動して初めて「伝わった」ということになります。
伝わる前提として、
・相手は、自分が知っていることを知らない
・相手は、自分が伝えたいことを知らない
・自分の当たり前は、相手の当たり前ではない
という事です。
つまり、相手が理解しやすいように、自分が言いたいことや前提となる情報を伝える必要があります。
上手に話そうとすれば、上手に話す事が目的となってしまい、自分本位の話し方になってしまいます。
大切なのは、聞き手に「自分のこと」としてその話を受け取ってもらう事です。
自分のこととして受けとってもらえたら、そこには共感が生まれます。
共感が生まれたら、こちらの伝えたいことが理解してもらえ、相手に伝わるのです。
相手に物事が伝わるのは、非常に難しいです。
大抵が「伝える」ことで終わってしまいます。
相手も「伝えられた」で終わってしまいます。
そこで止まってしまえば、伝わることはできません。
相手は何か情報を知った、というだけに終わってしまいます。
「伝える」だけでは、自分の考えを一方的に相手に受け渡す行為に過ぎません。
それだけでは、相手の理解や承諾、反応を受け取ることはできません。
相手が理解して行動して始めて「伝わった」ということになります。
じゃ、また明日!


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