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私たちは、というか私は変化に適応するのは苦手です。
というより、変化する事を避けていました。
変化に適応した方が良い結果に結びつくとわかっていても、今までの思考や習慣を変えるのが不安でした。
できたらこのままの状態でいたいというのが本音です。
しかし、物事は変化するというもの事実です。
今回の新型コロナウイルスで、価値観や環境・状況、働き方など色々な面で変化しています。
災害にしても、今までなら「指定された避難場所に避難しましょう」だったのが、
今回はその避難場所がコロナ関係で言えば「蜜」になるので、自宅の方が安全な場合もあります。
よって「変化に適応できる自分」であることが大切になってきます。
そこで変化と上手く付き合うには、自分の中で少し整理してみる必要があると思いました。
それは自分がコンロトールできるものと、できないものとの区別をすることだと思います。
昨日、私の知人が経営不振という事で、8月からの契約更新が無くなりました。
全国トップ5の売り上げ実績をあげていたにも関わらずです。
売り上げ自体は彼女の努力でコントロールできたから素晴らしい成績を残せたと思います。
しかし、契約更新は残念ながら彼女がコントロールできることではありません。
彼女はこの状況の変化を「違う道に進めと言われているようだ」と受け止め、新たな道を考え始めています。
このようにすぐに変化に適応できるのは、日頃から色々と勉強しているその積み重ねがあったからだと思います。
また、彼女の変化に対する適応は、自分にとって何が重要かを考えている所だと思います。
過去のトップ成績に執着するのでもなく、未来を悲観するでもなく、今、目の前にある現実に集中し、
自分にとって何が重要かを考えているのです。
今までの長年の経験からすれば、そのキャリアは形を変えて別なことにも生かされると思います。
彼女の仕事の仕方、生き方は変わらないけれど、職種や働く場所は変化していくと思います。
もしかしたら、今の職種よりももっと彼女に適した働き方が待っているのかも知れません。
コロナが新しい自分を発見するために、契約打ち止めという現実をプレゼントしてくれたのかも知れません。
私から見ると、コロナが以前からやりたいと思ていた方向に進むよう、後押ししてくれたような気がします。
彼女は、この1カ月で色々考え、迷い、悩んで自分の道を見つけると思います。
変化に適応できる人だと思います。
変化が苦手だった私ですが、彼女の姿勢を見ていると「変化に適応できる自分」でありたいと思いました。
じゃ、また明日!