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私は人に想いを伝える1つの経験として、このblogを書いているようなものです。
私自身、何か検索をしていて、たまたまキーワドに引っ掛かったblogやメルマガを読み始める時があります。
その時の選択は何かというと、書いている内容とその人に興味があるかないかで選択しているような気がします。
最初は面白いと思って毎日読んでいたblogも、他の人の方が面白ければ、そちらに移って行ってしまいます。
私のblogも読んでくださっている方からすれば、同じだと思います。
そう思うと、最初はアウトプットの練習と思って始めたこのblogも、そのレベルでは誰も読んでくれなくなると思いました。
やはり良い文章は、読んで刺激を与えられたり、その刺激によって行動に結びついたり。
それぐらいの内容でないと、相手には伝わらないと思います。
ノウハウ本が頭をかすめるだけに終わってしまうのも、相手の心に刺さって行動に移す所迄行かないからだと思います。
中には、そのノウハウの通りに実行して前に進める人もいるかも知れませんが、ほとんどの場合、自分の行動としては身に付きません。
人に伝えるためには、先ず自分が伝えたいことをどのくらい理解しているかということになるし、
それを相手にわかるように、どれくらい自分の言葉で話すことができるかになってくると思います。
個々の部分の「人に伝える努力」をどれくらいしていたかと自分に問えば・・・。「ごめんなさい」になります。
それでは当然、相手に伝わり、心動かしてくれるはずがありません。
昨日、非行少年の更生活動をしていた加藤秀視さんのビデオを見ていました。
現在ではリーダー育成の実業家として名前を坂本雅明さんと改名されていますが、
そのビデオを見ていて、当時の加藤さんの「本気度」がビンビン伝わってきました。
彼らは親にも社会にも反発し、自分の居場所がなかったのです。
そんな彼らに加藤さんの本気度が伝わって行ったのです。
親以上に自分に本気で向き合ってくれる人がいる。と感じた時、彼らの心は開いていき、変わり始めるのです。
人に想いを伝えるという事は、かなりの覚悟がないとできないことです。
表面的な言葉を相手に聞かすだけなら、誰でもできるし、むしろ迷惑な時もあります。
「想いを伝える」という事は、相手が変わって初めて「伝わった」という事になるのではないでしょうか。
そう思うと私のblogは、人に伝わるどころか、読んで頂いている時間を無駄に奪っているなというレベルだと思いました。
自分がその人に行動を起こさせるだけのエネルギーをどれだけ文章に込められているのか。
私の血の通った言葉がどれだけあるのか。
反省しきりのblogのようです。
人に想いが伝わる文章が書けるまで、日々研鑽です。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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