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「貧乏マインド」とは中国のアリババ社の創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が語った言葉です。
世の中の大半の人々の思想のことを表した言葉で、何か言うとすぐにマイナスマインドで返してくる思想です。
「文句を言う」「否定する」「無理という」「却下する」
それらの人々の共通点として「口先は教授並み、行動は盲目以下」と述べています。
                        (盲目:理性や分別をなくして適切な判断ができないさま)
私も貧乏マインドなので、非常によくわかりますし、受け身の自分には的確な言葉だと思います。
自分でも貧乏マインドがいつもすぐに全面に出てくるのかがわかっていなかったのですが、
それは、いつまでもやらない言い訳を探して、行動しない自分を正当化する心理が根底にあったのです。
そしてそれは、リスクを背負うことから逃げていたのです。
いつもいつも「リスクを背負ってまでやりたくない」という気持ちが、貧乏マインドの言葉として出ていたのです。
リスクを背負うことを恐れ、リスクを背負うくらいなら今のままの自分でよい。という選択をしていたのです。
マズローの五大欲求でいう所の「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」までの低次欲求、
つまり、特にリスクを必要とせずとも誰でもが満たすことのできる外的欲求で満足していたのです。
満足していたというより、
そこから先のリスクを伴う「尊厳欲求」「自己実現欲求」という高次の内的欲求に踏み込めなかったのです。
しかし、本当に充実した生活を送っている人々は、高次欲求まで満たされた人達です。
リスクを背負ってでも外的な「承認欲求」と内的な「自己実現欲求」を求めて、日々挑戦しています。
貧乏マインドから抜け出るには、多くの行動、経験を通して自己を更新し続けることだと思います。
私自身、貧乏マインドそのものだったのが、最近はほんの少し行動できるようになって来ました。
なぜなら「口先だけで行動はしない!」という状況から脱したかったからです。
自分には無理、できない!と思っていた意識を取り除きたくなったからです。
失敗したら怒られる、怒鳴られる!と思っていた意識を取り除きたくなったからです。
しかし、誰も怒ったり怒鳴ったりはしていないのです。
自分が勝手にそう思い込んでいただけなのです。
むしろ、失敗の数が成長への階段なのです。
失敗の数を増やさないと、成長に近付けないのです。
自分の人生は、他人の目を気にすることではなく、自分自身の目を気にするべきなのです。
貧乏マインドの恐れはどこから来ていたのか、それは自分の思い込みではないのか。
潜在意識のもっと深い所にいる自分と向き合えば、恐れの正体がわかるのではないかと思ってきました。
自分の人生、自分の思うように生きているのかどうか。
今は「自分の思うように生きています!」とは、決して言い切れません。
胸を張って言い切れるよう、先ずは貧乏マインドとおさらばするよう、行動を積み重ねていきたいと思います。
じゃ、また明日!


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