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時代の過渡期を生きる時は一番しんどい時だと思います。
なぜなら、今までやってきたやり方では通じなかったり、今までの考え方では生きていけなくなったり。
さりとて、次の時代のローモデルがあるわけでもなく。
今後どうなるか、不安ばかりの毎日です。
今は、目の前の収入が減ったという現実と、この先の不安にさいなまれている時だと思います。
そしてよく例えられるのが、明治維新の坂本龍馬や吉田松陰などの時代。
幕末の維新の志士たちは「国をよくする」という高い志や夢と希望に満ち溢れていました。
今は、コロナの現実に対して、先ずは自分の命と明日への生活で精一杯です。
しかし、現在の府県知事の中には「国民」に目を向けている人が増えつつあります。
時代の過渡期に「国民に目を向ける」ことは、正しい方向だと思っています。
そして正しい方向だと思うからこそ、国民自身も自分の生き方を考えていかなければと思います。
今迄はどこかの会社に入り、会社に身を任せていただけでよかった時代でした。
お店も日本人だけではなく、外国人も沢山来てくれました。
周りに流され、その波に乗っていれば上手くいっていたのです。
しかし、それらが崩れ、どうすればいいのかがわからない今、どこに行っても何をしても生きれる自分になれるチャンスです。
会社や組織に依存しない生き方もあるのです。
1つの職業に縛られない複数の職業をやっていく生き方もあるのです。
世の中に1つではなく、2つも3つも同時に価値提供をする生き方もあるのです。
自分の生き方と一致した仕事を選択する生き方もあるのです。
雇われの身から、自分で自分を雇う身になればいいのです。
そのためには自己と向き合い、自分がどのような仕事をしたいのか、どのような人と仕事がしたいのか。
じっくり考えるチャンスだと思います。
仕事がなくなったからこそ、何でもできるのです。
仕事がなくなったからこそ、智恵を出し合うことができるのです。
仕事がなくなったからこそ、今までの職業のジャンルにとらわれることなく、どんなジャンルとも行き来できるのです。
仕事がなくなったからこそ、枠組みのあった社会の枠が無くなり、自由に考えて自分が決心すれば、実行できる世の中になったと思います。
これからは、今までになかった職業の組み合わせがどんどん出てくると思います。
働き方もその時の自分に合わせて変えて行けばいいのです。
私だけでなく、自粛モードになってからネットでの買い物が増えたと思います。
宅配のお兄さんも(時々お姉さんが来てくださいます)、この人つい最近までマラリーマン?と思うような方も来てくれます。
或いは、アスリートの人?と感じるような方も来てくれます。
今日の人は、営業をされていました?と思うくらい、短い会話の中で今までの宅配の方と違う雰囲気がありました。
コロナは会社組織、業種、職種を取っ払ってくれたような気がします。
もっと自由に自分の仕事ができる明るい過渡期だと思います。
じゃ、また明日!