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コロナによって窮地に立たされている方々は、日々追い詰められていると思います。
そんなもがき苦しむ中で、声を上げた人達は一筋の光を見つけて行っているようです。
誰かが持っている悩みに対して、どこかでその答えを持っている人は必ずいます。
最初はお互い、気が付いていません。
よって、自分との繋がりも閃きません。
しかし、声を上げ、目を見開いてみると、お互いが巡り合うことができます。
本日テレビで見たのですが、漁師さんが大量の魚を卸すところが無く、1万匹の処理に困っていました。
それを処理する人手も足りず、しかし、廃棄はしたくない。
そこで思い切ってアルバイトを募集しました。
近くのホテルではキャンセルが続き、従業員を休ませていました。
アルバイト募集を知ったホテルの支配人は、少しでもお役に立つならと、従業員を送りました。
キッチンの従業員は魚を使ったお弁当を考え、シェフ自らが数種類のお弁当を作りました。
それをインターネットで販売したところ、注文が殺到し、1万匹の魚はすべて売れました。
この反響に驚いた漁師さんの会社は、今後、インターネットでの顧客開発に希望を見出しました。
ホテル側は、キッチン担当はお弁当作りで働けるし、事務・サービス系はインターネット開発に力を注げるし、こういう働き方もあったと、改めて思ったようです。
悩みを持っていた側と、答えを持っていたけれどそれに気づいていなかった側。
漁師 X ホテル = お弁当・ネット開拓
両者とも「利益は少なくても、仕事ができるという希望が湧いてきた」と、喜んでおられました。
農家の人手不足を外国人労働者で賄っていたけれど、4月から来るはずの人が来れなくなってしまいました。
人手が足りないと収穫できないので、日本人には来てもらえないだろうと思いつつも募集を掛けたところ、2名応募がありました。
2人ともサラリーマンで会社が倒産に追い込まれ、失業状態で仕事を探していました。
営業職として2年目で失業したので、とにかく働かなければならないと応募しました。
外国人労働者ほどベテランではないけれど、収穫が出来て出荷できる状態になり、農家さんは大変喜んでおられました。
元、サラリーマンの二人は「スーパーで何気なく安く買っていた野菜が、こんなにも朝早くから丁寧に収穫されるとは思わなかった。これからスーパーの野菜に対して、感謝を込めて買うようになる」と言っていました。
「店 X 客 = 元気・再開」
というパターンも多いと思います。
今まで何気なく通っていたお店。
閉店となると、何とか再開して欲しいと願う客。
その客の手紙やメッセージで元気づけられるお店。
お客様が待ってくれているから、何とかお店を潰さずに頑張ろう。
この気持ちが、再開した時にはもっとお客様を喜ばせたい。もっとお客様の為に作りたい。
そう思って、コロナに気を付けながらも、お客様へのサービスを徹底していくのです。
物事は、陰陽・裏表・白黒とすべてセットで成り立っていると思います。
悩みがあれば、どこかに答えはあります。
それを見つけることができるか、できないか。これの差だと思います。
それが見つかった時、人々は無限の未知の可能性を手に入れることができるのだと思います。
よって、答えが見つかるまでは、諦めることはできません。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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